■2011年9月18日〜19日 出張八百屋塾in山ノ内町 〜 JA志賀高原 常務理事 勝山卓氏ご挨拶

 簡単に、当地のご紹介をさせていただきます。

 昨年の実績で、果実は約23億円、菌茸は13億円。農協全体の取扱高が、36億5,600万円ほどです。

 23億円ある果実のうち、11億3,500万円がりんごで、ぶどうが6億6,200万円、桃が3億6,000万円、プラムが1億、その他果実で4,000万円ほどです。

 菌茸はほとんどがエノキタケで、約11億円。残りが、やまびこしめじ他といったものになります。

JA志賀高原 常務理事 勝山卓氏

 蔬菜関係は2,700万円ほどで、ほとんどがアスパラガスです。あとは、米・その他となっており、そのうちの大きなものは花で、2,500万円ほどとなっています。

 9月2日から、「つがる」の共撰所が稼働しました。これからりんごが中生種・晩生種へと年内に販売されていきますので、よろしくお願いいたします。

 農協では、組合員のみなさんにしっかり収入を得ていただくため実需者のみなさん方のお話を聞きながら、魅力ある産地作り、果物作りに取り組んでいます。

 品質等はもちろんですが、安全・安心も大切な要素です。出荷者には全員、栽培記録をとってもらい、農薬は何をいつ使っているかといったことを、出荷前にすべて検査しています。

 農産物放射性物質検査については、JAグループが長野県の検査に協力し連携して取り組んでいます。今までのところ、この近隣市町村では検出されていません。当地のブドウも検出されていませんでした。今後、りんごや米などが検査されることになりますが、検出されないだろうと思っています。

 今回の出張八百屋塾を機会に、この地域の農産物の良さを知っていただいて、当地の農作物の販路拡大ができれば、と希望しておりますので、よろしくお願いします。

 
 

【八百屋塾2011 出張八百屋塾in山ノ内町】
はじめに町長ご挨拶JA志賀高原常務理事ご挨拶講演「管内の果樹農業について」
りんご生産者よりぶどう生産者より共撰所りんご園ぶどう園畜産謝辞