■2011年6月19日 第3回 〜 「八百屋塾レポート」より
【具体的に販売にフィードバックできたことは?】
  • トマトは、いつもは決まった産地にこだわって仕入れていましたが、今回、レギュラーの他にもいろいろあるのを知ったので、黄色のもの、調理用のもの、中玉トマトなどを、レギュラーのトマトと比較しながら販売しました。意外にもお客さんのニーズがあることがわかり、今後もやっていこうと思います。

  • 大玉トマトの味があまりのっていないようだったので、「甘いトマト」といわれたときは、中玉、小玉のトマトをおすすめしました。

  • トマトについては、ミニトマト、ミディトマトの味が非常によかったので、拡販してみました。特に、フルティカトマトは味もよく食べやすかったので、単品拡販して、試食も出し、よく売れました。

  • 「チェリートマトのおいしいものを教えて」といわれたので、「キャロル7」と「千果」をすすめてみたら、非常においしいといわれました。サラダの彩りとして、黄色のチェリートマトをすすめてみました。1週間で2〜3パックですが、取ってもらえたのでよかったです。

  • 講師の先生から紹介のあった「子どもピーマン」を市場でみかけたので仕入れました。お客さんの受けもよかったです。とてもおいしくて、すすめやすいです。

  • トウモロコシほ柿沼農園さんより仕入れました。とっても好評でした!

  • ニラの酢味噌和えがおいしかったので、ニラを売る際におすすめしました。
【気がついた点や反省点は?】
  • 食味評価表に品目(産地)を書いておいてほしいです。

  • 同じ品種でも、毎年、天候や時期によって味に違いがあるので、食べくらべが必要なのだと改めて感じました。

  • 自分の反省として、トマトのバラ売りはすべて「トマト」として販売していましたが、「桃太郎」、山形「出羽トマト」と区別して販売するようにしました。

  • トマトとバナナ、すごく楽しく勉強できました。全体的にトマトの味が薄かったように感じました。時期的なことやいろいろな要因が考えられるとは思いますが、それでも種類が多くて勉強になりました。
【今回の感想】
  • 講師の方のお話が面白く、聞き入りました。本や資料をただ読み聞かせしてくれるのではなく、経験を語ってくださると、自分の販売にもプラスになりそうです。

  • 主要な野菜をやると、時間を忘れるくらいあっという間に過ぎて、非常に楽しかったです。

  • 八百屋さん、種苗会社、全農、生産者の方の話だけでなく、商社自らの提案で、商品についての話を聞けてよかったです。ほかにも、栄養学や料理研究家、ディスプレイなどの専門家または得意とする方の話も聞けたらいいと思いました。
 

【八百屋塾2011 第3回】 実行委員長挨拶|講演「トマト」|勉強品目「トマト」「ハウスみかん」|商品情報食べくらべレポートより