■2011年4月17日 第1回 〜 食べくらべ
◇玉ねぎなどの食べくらべ
  • 熊本産と静岡産の新玉ねぎを、生でスライスし、食べくらべた。

  • 同じく熊本産と静岡産の新玉ねぎ、外国産の玉ねぎをソテーしたものも食べくらべた。

  • 山形のおかひじきは、ゆでたものと天ぷらを試食。

  • 茨城・柿沼農園のセロリは、浅漬けにして試食。

  • その他、この時期ならではの新物野菜、季節のくだもの各種も試食した。
玉ねぎの食べくらべ
[感想]
  • いちばんおいしかったのは、熊本の新玉ねぎ。ソテーにしたときに、辛みがまったくなく、食感もある程度残っていた。静岡の新玉ねぎは、甘みはあるのですが、食感が好みではなかった。ひねの玉ねぎは、新玉ねぎにくらべると辛みが残り、若干気になりました。オニオンヌーボーも食べました。おいしいかったのですが、ほかとは調理の仕方が違うので、どう評価していいか分かりにくかったです。ちなみに、玉ねぎは、北海道が2年連続で不作だった関係で、相場的にも高く、モノも非常に出にくい状態になっています。

  • 今日の熊本の玉ねぎはとってもおいしかった。生でも、ソテーしても、あとに残る苦みのようなものがなくて…。今までは、玉ねぎが少し苦手な人には、淡路島の玉ねぎが食べやすいですよ、とお話ししていたのですが、熊本のもおすすめしてみようと思います。

  • おかひじきのお浸しは、すごくシャキシャキしていて、とてもおいしかった。新ゴボウの煮物も、香りがちゃんと残っていて、おいしいと思いました。

  • おかひじきのお浸しは、噛むと鼻から抜けるような感じで、おいしい味が広がっていきました。ゴボウはシャキシャキ感があってよかった。これから販売するにあたって、いい勉強になりました。

  • この時期のニンジンが大好きで、特に新ニンジンがおいしいと思います。福島のもおいしいですが、一度、雪下ニンジンを食べると、ニンジンの香りと甘みがあって、やみつきになります。生も、火を通したのも、どちらもすごくおいしかったです。
 

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