■2024年6月 (地独)青森県産業技術センター野菜研究所 総括研究管理員(品種開発部長) 鹿内 靖浩氏
青森県の野菜研究所でにんにくの品種育成とウイルスフリー種苗の生産を担当しています。今回、東京の青果店とその関係者のみなさまから講演のお話をいただき、「臭い、臭い」と言われ続け嫌われ者のような存在だったにんにくが、いまこんなにも注目されているのだなと、一人のにんにく好きとして非常にうれしく思っています。また、売り場の最前線に立つみなさまと直接お話をする機会をいただき、作る側の人間として、大変貴重な経験となりました。あらためて感謝申し上げます。 福地ホワイトに代表される青森県のにんにくが日本一・世界一と私自身は思っていますが、使う人の好みや用途によっては、暖地産や海外産のものの方がふさわしい場合もあると思います。多くの人々がにんにくの魅力に気づきつつある現在の状況で、実際に店頭で商品を売る八百屋さんの影響力は非常に大きいと思います。この先も、青森県産だけでなく、さまざまなにんにくの魅力の発信と消費拡大にご助力をお願いします。
(地独)青森県産業技術センター野菜研究所 総括研究管理員(品種開発部長) 鹿内 靖浩氏の講演を見るにはココをクリックしてください 【2024年6月16日 第3回 八百屋塾】講演「日本国内のにんにくの現状と青森県オリジナル品種の育成について」 (地独)青森県産業技術センター野菜研究所 総括研究管理員(品種開発部長) 鹿内 靖浩氏