■2024年12月 トキタ種苗株式会社 顧問 本澤安治氏
私はトキタ種苗入社後から、ねぎに関わり続けて約50年になります。 近年、野菜の高騰が続いていますが、ねぎも例外ではありません。ねぎは暑さと雨が苦手な作物ですから、暑すぎて長い夏、たびたび来るゲリラ豪雨など、急激な気候の変化の中で、栽培がとても難しくなっています。 特に問題となっているのが、ねぎの葉っぱが黄色く変色したり、どろっと溶けてしまったりするとろけ症状です。このたび、12月の八百屋塾で、「今、ねぎに起こっている危機!」と題し、みなさまに何が起きているのかを詳しくお話ししました。
とろけ症状の対策を推進することが私の使命だと考えており、毎月、ほぼ日本全国のねぎの産地を回り、よりよい栽培方法を生産者のみなさんにお伝えしています。
お客さまと対面で野菜を販売されている八百屋さんには、ぜひ、ねぎの安定供給に向けてがんばっている生産者やタネ屋がいるということをご理解いただき、消費者の方々にも伝えていただければありがたく思います。
トキタ種苗株式会社 顧問 本澤安治氏の講演を見るにはココをクリックしてください 【2024年12月15日 第9回 八百屋塾】講演「今、ねぎに起こっている危機!」 トキタ種苗株式会社 顧問 本澤安治氏