■2024年10月 一般財団法人いも類振興会 理事長 矢野哲男氏
このたび、2年ぶりに八百屋塾のみなさまに、「じゃがいも」についてお話しさせていただく機会をいただき、まことにありがとうございました。もう30年ほど前になりますが、農水省で「おいも」を担当した際には、流通関係の方にもいろいろと教えていただくことが多かったですね。当時から比べると、八百屋さんの店頭でもさまざまな品種を扱っていただけるようになってきたのではないかと思います。 私は20坪ほどの小さな菜園で、毎年、5〜6品種を栽培していますが、教科書だけでは判らない、新しい発見があるので楽しいです。そして自分で収穫したじゃがいもには愛着が湧きますね。可愛い小芋も大事に収穫して食べていますが、飢饉の際の救荒作物として普及した理由がわかるような気がします。 アンデスから、はるばる日本までたどりついた「じゃがいも」を、消費者に安心して食べてもらえるよう、これからも八百屋塾のみなさまに橋渡しをお願いいたします。
一般財団法人いも類振興会 理事長 矢野哲男氏の講演を見るにはココをクリックしてください 【2024年10月20日 第7回 八百屋塾】講演「じゃがいも」について 一般財団法人いも類振興会 理事長 矢野哲男氏