■2024年7月 朝日アグリア(株) 島田政男氏
朝日アグリア株式会社は、肥料事業、牧草事業、種苗事業の3部門からなる会社です。種苗事業は業界でも新しく、野菜種子の開発、販売をしています。 今回は八百屋塾のみなさまより、当社の「かぼちゃ」についての講演をご依頼いただきました。野菜を取り扱っておられる方々にお話をさせていただいたことにより、あらためて種苗会社としての自信がつきました。かぼちゃは日本人にとって非常に慣れ親しんでいる野菜の1つだと思います。ただ、かぼちゃの作付は全国的に減少傾向となっており、残念なことであると感じています。作付減少の理由はさまざまあり、反収、労力など多くの課題を抱えているのも事実かと思います。その中で少しでも生産、流通、青果販売において、品種力で日本の農業へ貢献するべく、新参の種苗メーカーとして日々励んでおります。 今回、八百屋のみなさまへ当社のお話をさせていただく機会があり、面白いかぼちゃの品種が出てきていることをご理解いただけたことが非常に良かったと感じております。みなさまを通じ、消費者への方々へもおつなぎいただければ、と思います。今後もご協力をよろしくお願いいたします。
朝日アグリア(株) 島田政男氏の講演を見るにはココをクリックしてください 【2024年7月21日 第4回 八百屋塾】講演「かぼちゃについて」 朝日アグリア(株) 島田政男氏
■2024年6月 (地独)青森県産業技術センター野菜研究所 総括研究管理員(品種開発部長) 鹿内 靖浩氏
青森県の野菜研究所でにんにくの品種育成とウイルスフリー種苗の生産を担当しています。今回、東京の青果店とその関係者のみなさまから講演のお話をいただき、「臭い、臭い」と言われ続け嫌われ者のような存在だったにんにくが、いまこんなにも注目されているのだなと、一人のにんにく好きとして非常にうれしく思っています。また、売り場の最前線に立つみなさまと直接お話をする機会をいただき、作る側の人間として、大変貴重な経験となりました。あらためて感謝申し上げます。 福地ホワイトに代表される青森県のにんにくが日本一・世界一と私自身は思っていますが、使う人の好みや用途によっては、暖地産や海外産のものの方がふさわしい場合もあると思います。多くの人々がにんにくの魅力に気づきつつある現在の状況で、実際に店頭で商品を売る八百屋さんの影響力は非常に大きいと思います。この先も、青森県産だけでなく、さまざまなにんにくの魅力の発信と消費拡大にご助力をお願いします。
(地独)青森県産業技術センター野菜研究所 総括研究管理員(品種開発部長) 鹿内 靖浩氏の講演を見るにはココをクリックしてください 【2024年6月16日 第3回 八百屋塾】講演「日本国内のにんにくの現状と青森県オリジナル品種の育成について」 (地独)青森県産業技術センター野菜研究所 総括研究管理員(品種開発部長) 鹿内 靖浩氏
■2024年4月 (株)スミフルジャパン 岩田篤幸氏、佐藤豊氏
バナナは、老若男女問わず、日本人の食生活には欠かせない大事な食品です。昨年の総バナナ輸入数量は103.3万トンと、2018年から6年連続の100万トン超えとなりバナナが消費者にとって、いかに重要な食べ物であるかがうかがえます。 バナナには、整腸作用、代謝促進作用、運動時の効果的なエネルギー補給、脳のエネルギー源、脂肪燃焼作用、免疫力、ダイエットなどさまざまな効果が期待できます。さらに1日の食事の中で最も重要な食事と考えられている「朝食」においても、皮を剥くだけで誰でも手軽にすぐ食べることができ、消化がよく、寝ている間に失われたブドウ糖を補うのにもピッタリです。 もっと多くのお客さまに、低カロリーで栄養価に優れ、食物繊維やビタミン、ミネラル等を含むバナナを食べていただくことで、より健康維持に貢献できるよう、八百屋さんのチカラをお借りし、広く啓蒙していければと考えます。 引き続き、安全・安心で、品質がよく、おいしいバナナをお客さまにお届けできるよう努めて参りますので、なにとぞよろしくお願いいたします。
(株)スミフルジャパン 岩田篤幸氏、佐藤豊氏の講演を見るにはココをクリックしてください 【2024年4月21日 第1回 八百屋塾】講演「バナナについて」 (株)スミフルジャパン 岩田篤幸氏、佐藤豊氏