5月末から出荷され、今日お持ちしたものは、一番刈りのやわらかくて葉肉が厚く、非常においしいものです。年に3回収穫しますが、それほど多くは収穫しないのも特徴のひとつです。
ニラの生産面積は、166ヘクタール。生産者数は、406人。生産量は、2,800トン。昨年度、11億円を突破した、県内で有数の産地です。東京市場でも、6〜9月では一番のシェアを占めており、年間でも、栃木、茨城に次いで、3番目に多いシェアになっています。
お浸しにしてもおいしいのですが、最近では、このまま生でサラダでも召し上がる方も増えてきています。
アスパラガスは、JA新庄最上のもので、ちょうど本格的な収穫時期を迎えています。生産量は340トンで、約3億円。生産面積は、40ヘクタール。栽培者は約100名。1日約3トンが東京市場に出荷されています。
地元では、食べ方のひとつとして、これをわらび漬けのように1本漬けにして召し上がる方が多くなっています。また、町をあげてアスパラガスを名物にしようと取り組んでいるところもあり、麺に練り込んで、アスパラガスラーメンを出しているお店も増えています。特に、赤倉温泉では、「温泉+アスパラガスラーメン」を楽しみに来られる方もたくさんいらっしゃいます。
傷まないように、すべて縦詰めで出荷されており、暑い時期でも、ある程度は日持ちします。今後、さらに暑くなる時期は発泡スチロールなどを使って、フレッシュなままお客さまにお届けしたい、と考えています。
山形県では、「さくらんぼ元気キャンペーン」をしています。さくらんぼは、お米についで重要な作物で、200億円くらいあります。キャンペーンでは、さくらんぼで、山形県と、震災で多大な被害を被った東北全体を元気づけたい、と一生懸命取り組んでいます。露地の佐藤錦などが少し出てきていますが、本格的な出荷シーズンとなりましたら、ぜひお取り扱いいただき、山形では、さくらんぼ狩りも行いますので、みなさまお誘い合わせの上、山形においでいただければ幸いです。よろしくお願いします。
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