ここは標高が580メートルくらいあります。200〜300メートル下の地域でとれるりんごと比べると、色や実のしまり具合がだいぶ違います。
日当たりとしては、りんごに一番いいといわれている向きが南西で、ここは南西傾斜になっています。水はけがよく、大雨が降っても、余分な水分は全部流れていってしまうので、かたくしまった実のりんごができます。
温暖化のせいで、平場のりんごは、色が着く時期と熟期のタイミングがずれ始めています。「つがる」が色を着け始めるのは、気温が20℃を下回り始めてから。最近はだいぶ暖かくなってしまっているので、実はもうできあがっているのに、低温が来ないため、色が着かない。でも、この辺りは産地として適地なので、今のところ、色と熟度はマッチしている状況です。
八百屋さんは対面販売ができるので、本当においしいりんごをお客さんにおすすめしていただきたい、と思っています。
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