サラたまちゃんの作付面積は64ha
、出荷量は2,200トンで、作付面積全体の約0.26%になります。
品種は、超極早生は「浜笑」「濱の宝」「貴錦」、極早生(50日苗)は「浜育」、早生(55日苗)は「七宝7号(スーパーサラたま・F1品種)」です。
玉ねぎは中心部分の糖度が高いので、輪切りにして、15分くらい空気にさらしてから出すと、おいしく食べられます。やってみてください。
「サラたまちゃん」を収穫してからしばらく保存しておくと、甘くなることがわかりました。そこで、早生が終盤になる6月〜7月に、「スーパーサラたまちゃん」として販売することになりました。
玉ねぎをカットしたときに涙が出てきますが、これは辛み成分が目にしみるからです。この成分は、ねぎ類に共通する硫化アリルというイオウ化合物。硫化アリルには、血液の凝固を抑制し、血液をサラサラにする働きがあるとされ、血栓や動脈硬化の予防効果が期待されています。この効果は、生で、しかも切ってから1時間ほど経つと、より発揮されるとされています。硫化アリルは水に溶けやすく、水にさらすと流れ出てしまいますから、空気にさらすだけで食べられるサラたまちゃんは、大きな健康効果が期待できます。ただし、硫化アリルは、犬や猫などが食べると中毒を引き起こすので、注意してください。
このほか、よくいわれている玉ねぎの健康効果には次のようなものがあります。
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