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■2025年2月16日 第11回 レタス 〜 「伝統野菜のチシャ」について 伝統野菜プロジェクト 領家彰子
◇「伝統野菜のチシャ」について
[伝統野菜プロジェクト 領家彰子氏より]
伝統野菜、本日は「チシャ編」です。「レタス」は英語名で、和名は「チシャ」。レタスを切ると白い乳液が出るので、昔は「乳草」と呼ばれ、それが変化して「チシャ」になったといわれています。文献には「萵苣(チシャ)」という難しい文字が出てきます。
栽培の起原地は特定されていませんが、さまざまな文献によるとペルシャやエジプトでは紀元前から野菜として食べられていたようです。「立ちヂシャ」は地中海のコス島で成立したので、「コスレタス」、また「ロメインレタス」とも呼ばれます。この時代は結球しないタイプで、結球するレタスは16世紀頃にヨーロッパで生まれ、アメリカに伝わって、近代育種によって、きっちりとした玉レタスができました。日本には、野菜を生で食べる習慣はありませんでしたが、レタスはGHQによって爆発的に広がりました。
伝統野菜プロジェクト 領家彰子氏
起源地から中国に入ったのは「掻きチシャ」で、それが日本にも伝わったため、戦前までは掻きチシャが自家用として栽培、利用されていました。現在も一部に残っています。
沖縄の「チシャナバー」は、中国を経由して伝播され、奈良時代から「掻きチシャ」という名で栽培されていました。草丈1mにもなり、下から掻きとって、油炒めなどに使われます。
山口県にも中国から伝わった「かきチシャ」が残っていますが、古来からの掻きチシャと明治時代の品種が混在している可能性が高いようです。葉色は紅系と緑系があり、葉を下から摘んで収穫するので、「摘む」を意味する方言「かぐ」が付き、「かきチシャ」と呼ばれます。いまも地域で自家採種されているそうです。「ちしゃなます」という伝統料理に使われるので、「下関伝統野菜」になっています。
広島の「矢賀チシャ」は、東区矢賀の飯田森一さんが種を保存していたもので、赤みが強く苦みがあるのが特徴。歴史のある野菜として親しまれ、「広島県伝統野菜」として、いまも作られています。
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