■2025年1月19日

第10回 小松菜

八百屋塾2024、第10回目のテーマは「小松菜」でした。

小松菜の展示
いちごの展示
 
■八百屋塾実行委員長 柴田健太郎

 本日のテーマは「小松菜」です。今、野菜が非常に高い。白菜1玉1000円近くしたり、キャベツ500円という値段にも慣れた八百屋さんが多いのではないでしょうか。そんな中、小松菜は比較的落ち着いていると思います。今回は、私が、ピュアグリーンアグリ協同組合(PGA.B)さんでお話を伺ってきたので、聞きください。東京青果の鈴木さんによる商品説明、食べくらべとレシピ提案もあります。

八百屋塾実行委員長 柴田健太郎
 
■東京都青果物商業協同組合 理事長 近藤栄一郎

 あけましておめでとうございます。1月の八百屋塾に、大勢のみなさまにご出席いただき、まことにありがとうございます。今日は東一社員の方、ベジフル社員の方など、組合員のみならず多彩な方々のご出席のもと、このような勉強会が開催できますことを、非常に嬉しく思っております。

 日経新聞の野菜の高値に関する記事によると、キャベツは通常の3.3倍、白菜だけでなく鍋に使う商材がすべて高いので、一般消費者はなかなか鍋ができない、とのことでした。商売をする立場としてご苦労が多いのではないでしょうか。一昨年も昨年も夏の猛暑で、年が明けても高値が続いており、これが恒常化していくのではないか、との懸念もあります。その中で商売を続けていくには、われわれ自身が商品知識を学んでいかなければいけない、と思います。今日は、「小松菜」など葉物について勉強してください。

東京都青果物商業協同組合 理事長
近藤栄一郎
 今後もみなさま方に八百屋塾を盛りあげていただければ大変ありがたく存じます。今年もみなさま方にとって良き年になりますことをご祈念申しあげまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
 
■荏原支所 坂本義明支所長

 本日のテーマである「小松菜」は、東京が関東の大産地です。日本中で1番いいものがある。ここで学んだことを自分の店の売りにできるように、しっかり勉強してください。

 「とちおとめ」といういちごは、私が青年会だった頃、「栃木54号」といったでしょうか、まだ研究段階でした。そのときに八百屋塾で学んだものが完全にブランドになって、また次のブランドが始まっています。八百屋塾では周囲に先駆けてさまざまなことを勉強します。どうかそれを商売に役立ててほしい、と願います。

荏原支所 坂本義明支所長
 

2024年度 第11回八百屋塾
2025
年2月15日(日)

講演: 「レタス」について
講師: タキイ種苗(株) 新井真琴氏
勉強品目: レタス


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【八百屋塾2024 第10回】 挨拶講演「小松菜」について勉強品目「小松菜」食べくらべ