■2024年6月16日 第3回 にんにく・しょうが 〜 産地リモート中継「和歌山の新しょうがについて」 泉農園 泉正行氏
◇和歌山の「新しょうが」について
[しょうが農家 泉氏より]
  • 和歌山県和歌山市で新しょうがの栽培をしています。

  • 5月中旬から8月にかけて出荷され、今が最盛期です。

  • 昨年末に植えつけたものが今収穫を迎えています。大体半年かけて大きくなるという感じです。

  • この地域では20軒の農家が新しょうがの栽培を続けています。

  • ハウスで収穫した新しょうがを洗浄機で洗い、網で引き上げ、選別をして箱詰めし、市場へ出荷します。200グラム以上はLサイズ、200グラム以下はMサイズで、1箱4キロが目安です。

  • 今の作業は今日の追加分です。夕方と朝に収穫し、その日のうちに全国に出荷しています。

  • 収穫したしょうがはできるだけ早く洗浄機に入れて、美しく洗い上げます。ハウスの中でもビニールを被せ、遮光ネットを張ります。

  • 新しょうがの保存は、適度に湿度を与えながら、ある程度冷やすのが大事。基本的に、魚と同じ、と思って扱うといいと思います。鮮度が命で、できるだけ早く漬け込んだり、調理すると、本来のしょうがのおいしさを味わっていただけます。

  • このあたりは、栽培面積は変わらず、後継者も非常に多くて活気のある産地です。

  • うちでは甘酢漬けに向いている品種を作っています。たねしょうがは熊本から買っていますが、自分のところでも採種して植えつけています。