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■2024年12月15日 第9回 ねぎ 〜 「伝統野菜のねぎ」について 伝統野菜プロジェクト 領家彰子
◇「伝統野菜のねぎ」について
[伝統野菜プロジェクト 領家彰子氏より]
ねぎの原産地は、はっきりとはしていません。元祖といえるものが見つかっていないためです。中国から中央アジア、その北方の地域が原産地ではないかといわれています。パミール高原は、中国語で「葱嶺」と書き、ねぎの原種のようなものが生えています。私が若い頃、中央アジアを旅したとき、4000メートルくらいのところで、ねぎの原種かなと思うものがありました。
日本の伝統・在来のねぎには、「一関特産曲がりねぎ」、「仙台曲がりねぎ」、「横沢曲がりねぎ」、「源吾ねぎ」など、曲がりねぎが多い。これは品種ではなくて、育て方の違いです。水田のそばで水位が高く、長いねぎを育てるのがむずかしい畑などで、水平に植え替えて、曲がりねぎという形で育てているわけです。
伝統野菜プロジェクト 領家彰子氏
赤ねぎには2種類あり、「平田赤ねぎ」は山形県、茨城県にも赤ねぎがあり、ルーツが違います。
「千住一本ねぎ」は江戸東京野菜です。関東では、千住が根深ねぎの集荷地として有名で、「千住」の名前がついたとされています。
西に行くにつれて、葉ねぎ系が増えてきます。京都の「九条ねぎ」も葉を食べます。鳥取には「白州美人」という一本ねぎがあり、葉ねぎより一本ねぎのほうが好まれ、栽培もできる、ということでした。
もっとバシッと、これは加賀系、九条系のような表を作りたかったのですが、ねぎがいろいろな形で出合ってしまうのか、私の力では分けきれませんでした。
「やぐらねぎ」というのは、花が咲かず、その花がつく部分に芽が出るねぎです。会津などに多く、主に自家用として作られているようです。
今日の「下仁田ねぎ」は葉っぱが青々としていますが、通常、葉は食べません。寒くなると葉は枯れ、白い部分を食べます。かたいけれど加熱するととろけるように甘い。石ころのようなものがある畑で作られるのが本物の「下仁田ねぎ」で、非常に高価と聞いています。お正月の飾りに使われる、という記述がよくありますが、写真は探せませんでした。そうした形でも珍重されているようです。
【八百屋塾2024 第9回】
挨拶
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