■2024年11月17日

第8回 北総の小江戸を巡る、さつまいも掘り体験付き産地視察

八百屋塾2024、第8回目は「北総の小江戸を巡る、さつまいも掘り体験付き産地視察」。千葉県香取市周辺の圃場などを訪問しました。

◇タイムスケジュール

8:40  TSKビル前集合
9:00  秋葉原出発
↓   往路(バス)
10:30 千葉県香取市伊地山到着
    組合会館でランチ
    さつまいも畑で収穫体験
    キュアリング見学
↓   移動(バス)
14:00 香取神社参拝
14:30 出発
↓   帰路(バス)
16:00 秋葉原到着・解散

秋の思いがけなく暖かい日、9時に秋葉原を出発。
千葉県香取市伊地山のさつまいも畑へ
千葉県JAかとり山中出荷組合会館で
組合長山口稔さん(左)と、
東京千住青果株式会社樋口さん(右)のお話をうかがった
※写真はクリックで拡大します(別ウィンドウが開きます)
◇山口さん、樋口さんのお話

[JAかとり山中出荷組合 組合長 山口稔さんより]

 当組合は、ここ数年、組合員が減ってしまいましたが、いいものをしっかり作ってお届けしたいと努力しています。どうぞよろしくお願いします。

[東京千住青果株式会社 樋口さんより]

 いま、さつまいもにはさまざまな品種が登場しています。今日掘っていただくアマハヅキとクリカグヤは、新しい品種です。アマハヅキは収穫したらすぐに出荷できるのが特徴ですが、店もちが悪く、年内しか出せません。
 クリカグヤは、新しいホクホク系です。安納芋から始まったネットリ系の人気に変化が出てきており、それを受けた形で登場しました。ホクホク系のベニアズマは特に高齢者層から変わらぬ根強い支持があります。
 スーパーでも焼きいもの需要は多く、11月中旬以降はベニハルカが主力になります。ベニハルカは掘りたては甘みがありません。千葉県では30日くらいおいてから出荷しています。ベニアズマやベニハルカはキュアリングし、ちゃんと管理すれば、来年7月くらいまで出荷できますが、アマハヅキは年内しか出せません。
 この産地も高齢化が進んでいます。今の時期、何年か前までは霜が降りて畑には何もなかった。ここ数年暖かいので、まだイモがある状態で、温暖化、集中豪雨など天候が不安定です。資材や肥料などの値上がりもあり、後継者がいない、というきびしい状態ですが、いいものを作ろうとがんばっていますので、どうぞよろしくお願いします。
◇ランチタイム
 お弁当をいただきながら、歓談。自己紹介をしました。
ランチタイム-1
ランチタイム-2
ランチタイム-3
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2024年度 第9回八百屋塾
2024
年12月15日(日)

講演: 「今、ねぎに起こっている危機!」
講師: トキタ種苗株式会社 顧問 本澤安治氏
勉強品目: ねぎ


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【八百屋塾2024 第8回】 スケジュールさつまいもの収穫体験と散策