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小坂農園1
小坂農園2
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■2015年12月13日 第9回 かぶ・いちご 〜 勉強品目「かぶ」について 東京青果(株) 鷹尾 勝氏
◇勉強品目「かぶ」
かぶには約80種類の品種があります。全国には、赤かぶ、大かぶ、中かぶ、小かぶなどがあり、関東地区は小かぶ、西の産地は大かぶ、中かぶが主流です。
かぶは年間11万トン出荷されています。20年ほど前は15万トンの出荷がありました。生産者、需要ともに若干減っています。
関東で主に出回っている小かぶの品種は、「白涼」、「白根」、「万寿」など。
東京青果(株) 鷹尾 勝氏
小かぶは今が一番おいしい時期です。皮をむいて加熱すると、溶けてしまうのでついたままがおすすめです。葉もおいしく食べられるので、茎だけではなく、葉もぜひ食べてください。食べ方は漬けものだけでなく、煮たり焼いたり、スープ、サラダなどにして、若い方にも食べてほしいと思います。試食や商品説明をしながら、さまざまなレシピを提案してみてはいかがでしょうか。
かぶの白い部分は茎、青い部分が葉っぱです。茎にはアミラーゼやビタミン、カリウムなどが含まれており、葉にはカロテン、ビタミン類、カルシウム、鉄分などが豊富です。
七草の「すずな」はかぶのこと。かぶは正月に必要な縁起物でもあります。
◇かぶの写真
小かぶ
(千葉)
小雪丸
(埼玉・原井ファミリー)
あやめ雪
(茨城)
聖護院かぶ
(京都)
聖護院だいこん
(京都)
赤かぶ
(京都)
赤かぶ
(青森)
温海かぶ
(山形)
角川かぶ
(山形)
藤沢かぶ
(山形)
津田かぶ
(島根)
天かぶ
(埼玉)
日野菜
(滋賀)
品川かぶ
(東京)
黄かぶ
(静岡)
ミラノかぶ
(群馬)
芽かぶ
(茨城)
◇かぶの補足説明 〜 (株)果菜里屋 高橋芳江氏
かぶの原産地は、アフガニスタンを中心とした中央アジアと、ヨーロッパ地域の2つの説があります。肥沃な土地でなくても育ち、保存性もあるので、さまざまに活用されてきました。中国では、諸葛孔明がかぶのタネを持ち歩き、兵士たちのまかない食として栽培したと伝えられ、「諸葛菜」と呼ばれることもあるそうです。
日本へは中国やシベリアを経由して入ってきました。弥生時代から栽培されており、全国各地にいろいろなかぶが伝わって、各地の在来種になりました。伝統種は、その土地土地によって形もさまざまです。
(株)果菜里屋 高橋芳江氏
明治時代に、おいしいかぶを作ろうということで発見されたのが「金町小かぶ」で、F1化が進み、さまざまなかぶができました。
お配りした資料に「かぶらライン」とありますが、かぶは、関ヶ原を境に、東日本は洋種、西日本は和種に分かれています。シベリアのほうから伝わった洋種は葉がギザギザで厚く、和種は平葉です。
伝統種のかぶには、山形の「角川かぶ」、「藤沢かぶ」、「温海かぶ」、島根の「津田かぶ」、滋賀の「日野菜かぷ」など、さまざまなものがあります。「滝野川かぶ」、「品川かぶ」は、江戸東京の伝統野菜です。
「藤沢かぶ」は、絶滅寸前だったのですが、後藤さんという農家さんが、山の傾斜地で、焼き畑で育てています。
伝統野菜のかぶは、葉が切られているものが多いのですが、ついたまま出すと、ほかの土地で植えられてしまうので、地域の作物として守るために葉を切って出荷するそうです。
日本は米文化だったので、かぶはかつてはほとんどが漬けものにされていたのですが、パン食などが増え需要が減っています。サラダなどで食べる提案をするといいのではないでしょうか。
今日は、イタリア野菜のかぶも持って来ました。色がきれいなのでサラダにおすすめです。
山形の佐藤栄子さんが作った赤かぶの漬けものもありますので、のちほど試食してみてください。
■2015年12月13日 第9回 かぶ・いちご 〜 勉強品目「いちご」について 橋本幾男氏
◇勉強品目「いちご」
今年のいちごは、西のほうの産地がいまいちでした。いちごは40〜45日ぐらいで色づくのがベストなのですが、気温が高かったので、30日前後で色がついてしまったようです。
静岡の「紅ほっぺ」、茨城の「いばらキッス」は、今年、最初からおいしかった。
「スカイベリー」は生産者によって味が全然違います。
今、鉾田の高野さんのいちごが出てきたので、うちの店ではそれを専門で売っています。
これから陽気がしまってくると、「あまおう」などもよくなってくると思います。
橋本幾男氏
◇いちごの写真
紅ほっぺ
(靜岡)
きらぴ香
(靜岡)
あまおう
(福岡)
スカイベリー
(栃木)
とちおとめ
(栃木)
とちおとめ
(茨城・高野正利)
【八百屋塾2015 第9回】
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