■2015年5月17日 第2回 いんげん豆・メロン 〜 商品説明 (株)果菜里屋 高橋芳江氏
◇アーティチョークなど
  • 私ども果菜里屋は、飲食店への納め専門店なので、めずらしい野菜を扱うことが多く、今日はその中から、フレンチやイタリアンレストランからときどき注文がある「アーティチョーク」をご紹介します。

  • 「アーティチョーク」は、ギリシャローマ時代から作られているほど歴史は古く、西洋ではよく食べられています。ヨーロッパからアメリカに伝わり大規模園芸が発達しました。日本には江戸時代にオランダから入ってきたのですが、食べ方がわからないこともあり、現在もあまり普及していません。

  • 今日の「アーティチョーク」は、茨城県でイタリア野菜を栽培している農家さんから届いたものです。商品の価格自体はリーズナブルですが、結構送料がかかるので、みんなで仕入れるとか、何かいい方法があれば、と思っています。

  • 「アーティチョーク」はアクが強く、肝臓にいいといわれています。また、「アーティチョーク」を食べると、そのあとに食べるものが甘く感じるようになるそうです。

  • その他、静岡のヤママツ農園さんから、貴重な「花ズッキーニ」と「縞いんげん」も届きました。「縞いんげん」は、茹でるときれいな緑色になり、食感もよくおいしいいんげんです。「花ズッキーニ」は、レストランなどで、花の中に魚のすり身などの詰め物をして出されており、花も実も全部食べられます。
◇写真
アーティチョーク(写真左:生のアーティチョーク 写真右:ゆでたアーティチョーク)
縞いんげん(写真左:生の縞いんげん 写真右:ゆでた縞いんげん)
花ズッキーニ
 
◇アーティチョークの補足説明 〜 古川恭子氏
  • 今日のアーティチョークはイタリア種だそうですが、アメリカ種は3倍くらいの大きさで、丸ごと蒸すと40〜50分かかります。手ではがして皿に盛り、サワークリームとマヨネーズを同量混ぜたものをつけ、中側のやわらかい部分を歯で削ぎながら食べます。煮た里芋を揚げたような味がします。

  • 中心に三角形の実があり、「アーティチョークハーツ」と呼ばれています。そこだけを食べるのは高級な料理です。オイル漬けや水煮が売っており、素揚げやサラダに入れて食べられています。
古川恭子氏
 

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