■2015年10月11日〜12日
長野県山ノ内町および中野市産地視察

 2015年10月11日〜12日、長野県山ノ内町および中野市にて、リンゴとブドウの産地視察を行いました。参加者は25名。1日目、2日目の旅程は下記の通りでした。

バスの車内
【1日目】
  • 本部ビル前に午前8時集合、貸切マイクロバスにて山ノ内町へ。大きな渋滞もなく午後1時半ころ現地着。

  • 簡単なセレモニーののち、湯本氏・小林氏・小坂氏の3つのリンゴ園地を見学。

  • シナノスイートの収穫期が迫るというタイミングで、スイートに加えサンフジやゴールドを見学。園主の方々それぞれの、畑の「好み」の違いと果実の違い(色や大きさ)、それにともなう味の違いを感じた。

  • 夕食では山ノ内町長はじめ役所の皆さま、生産者の皆さまと存分に意見交換を行った。ユネスコにより指定されたエコパークとしての環境保全と産地としての発展のための取り組みや、就農希望者の受入れシステムなどのご説明を頂いた。また、若い園主や就農希望研修者の皆さまに、果実に対する要望や顧客のニーズ等を伝えた。
【2日目】
  • 山ノ内のブドウ農家を1軒見学。昔は桑しか育たなかった地域で、果実栽培を可能にした志賀高原を源流とする灌漑設備をじっくりと見学した。また、ブドウの加温栽培設備や薬剤散布車なども間近で見学した。

  • 中野市の大規模ブドウ農家を1軒見学。27カ所で4町分に及ぶ園地を保有し、巨峰はもとよりSマスカットやナガノパープル、コトピーなどの新品種まで、多数のブドウを栽培していらした。今年の枝に果実を一つ実らせるよう摘果を行うこと、Sマスカットについては見学当日は露地物の収穫を行っており、加温設備がある圃場のものは11月半ば以降の収穫予定であることなどをうかがった。
※各園地の写真については、次ページ以降をご覧ください。

【八百屋塾2015 長野県産地視察】 旅程リンゴ園地(1)リンゴ園地(2)リンゴ園地(3)ブドウ農家(1)ブドウ農家(2)