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第5回(産地視察)
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小坂農園2
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■2015年5月17日 第2回 いんげん豆・メロン 〜 食べくらべ
◇トマトの食べくらべ
1年間通してのトマトの食べくらべ。この日は、熊本県産「桃太郎」と栃木県産「マイロック」を食べくらべた。
桃太郎(熊本県)
マイロック(栃木県)
◇いんげん豆の食べくらべなど
いんげん豆は、千葉県の「ケンタッキー」、長崎県の「サーベル」、鹿児島県の「キセラ」の3種をブラインドで食べくらべた。
その他、「川口えんどう」のごはんや天ぷら、枝豆、メロン各種も試食した。
ブラインドでの食べくらべ
縞いんげん、絹さや、ささげ
川口えんどうの天ぷら
川口えんどうのごはん
枝豆
メロン各種
◇調理について
[古川恭子氏より]
いんげんは、ゆで加減でずいぶん違ってきます。青みとして使うのであれば、浅めに茹でて、氷水に取り、色を留めてください。味をとるのであれば、ゆっくりめに茹でて、水には取らないほうがいい。料理によってゆで加減を変えるといいと思います。
ただ茹でるだけよりも、もう一手間かけて料理をすると生きてくる素材です。
ツルツルしていると、しょうがじょうゆなどで和えたときに味がからまないので、半分に割るとボコボコしたところによく味が絡みます。
「川口えんどう」のごはんは、茹でずに使いました。炊きあがったところに生のまま入れています。甘みがあって、おいしいえんどうだと思いました。
[大石みどり氏より]
いんげんは、細いものはサラダに、昔ながらの太い「どじょういんげん」は煮物などがおすすめです。
中華では例外的に生のいんげんを炒めたりしますが、基本は二次加工が必要です。やわらかく煮たほうがおいしいと思います。
大石みどり氏
◇食べくらべ、試食の感想
熊本のトマトを食べて、甘いと思いましたが、食感の違いはよくわかりませんでした。
熊本のトマトは甘さがありましたが、赤く回っている分だけやわらかい。産地ごとにそれぞれいいところがあると思いました。
いんげん「グリーンタッキー」は、品種名ではなく、地域のブランド名です。品種は「ケンタッキー」、「ステイヤー」が両方混ざっています。
消費者の立場からすると、いんげんは高いと思う。昔のように、いんげんをたくさん使った料理はしにくくなっていると思います。
いんげんは、不揃いでもいいから、天ぷらやごま和えにして、安くたっぷり食べたいと思います。
メロン「味の香」がおいしかった。
いろいろ食べられて、試食が楽しかったです。
今日はおいしいメロンが食べられて、料理の仕方もいろいろ教えていただいたので、お店に帰って、お客さまに伝えていきたいと思います。
◇野菜のディスプレイについて 石山由美子氏
八百屋塾では、今回から、野菜をただ箱で並べるのではなく、お店で売っているときのようなディスプレイにしてみよう、ということで、第一回目は私が担当しました。
店の立地や客層により、ディスプレイも変わってくると思います。うちの店は、角地で、前の道路に交通量があるので、外から見て興味を持ってもらえるように、スケルトンにして中が全部見えるようにしています。
メインのものを真ん中にしたり、自分がレジにいても、お客さまとつねに会話ができるようなディスプレイを心がけています。
それほど大きいお店ではないので、多品目ですが、量は飾れません。少なくても、売れ残りという感じではなく、厳選しているイメージが作れるといいと思います。
ディスプレイの仕方は、習ったわけではありません。時間があれば、デパ地下に寄って、色の組み合わせや自分の気に入ったディスプレイを参考にして、どこが気に入ったのかを考えます。要は、自分の意識の問題だと思います。
石山由美子氏
店がある清瀬は農業と医療の町で、お客さまは、若い方が多い。お子さま連れ、野菜好きな方、変わったものを探しに来る方などもご来店くださいます。
農水省の方が来たとき、「あなたの店は100%産地が書いてある」と褒めていただきました。野菜の品種名や産地を書いているものは、ホームセンター、100円ショップなどで売っています。
スタッフが女性ばかりなので、女性らしい細やかな気配りができていると思います。例えば、試食をしてもらったり、ひとりのお客さまに説明をしているときも、ほかのお客さまにも聞こえるように話してみたり、そうして店に来ることを楽しんでもらえれば、と思っています。
母の日やお誕生日のギフトとして、野菜のラッピングもしています。今年はやってみたけど、売れなかったからやめる、というのではなく、毎年続けることが大事ではないでしょうか。自分がもらったときに嬉しく感じるようなラッピングを心がけています。
【八百屋塾2015 第2回】
挨拶
|講演
「いんげん豆」について
|勉強品目「
いんげん豆
」「
メロン
」|
商品説明
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