■2015年8月9日 第5回 江戸東京野菜産地視察研修 〜 岸野農園(2)

 岸野農園の農地は、約1ヘクタール。以前は「富有柿」など果樹を多く栽培していた。クリの「利平」は50年弱の古木で、実があまりつかなくなった。抜いて畑にすることも検討しているという。
岸野農園 栗の林-1
岸野農園 栗の林-2
岸野農園 栗の林-3

【内藤とうがらし】

 内藤とうがらしの「内藤」は、現在の新宿御苑に屋敷があった信州国高遠藩主内藤家のこと。およそ200年前、内藤家の畑や周辺の農家ではとうがらしが作られていて、初霜がおりると、周囲一帯は赤いじゅうたんを敷いたようだったという。
岸野農園 内藤とうがらし-1
岸野農園 内藤とうがらし-2

【さといも】

 岸野家に伝わるさといも「土垂(どだれ)」。さといもはずっと作り続けてきたもので、「少なくとも100年以上経っているはず」と岸野さん。
岸野農園 さといも-1
岸野農園 さといも-2
岸野農園 さといも-3