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■2015年9月13日 第6回 アジアン野菜 〜 食べくらべ
◇トマトの食べくらべ
1年間通してのトマトの食べくらべ。この日は、福島県、南会津・南郷の「桃太郎セレクトギフト」と、秋田ふるさとの「りんか」を食べくらべた。
◇アジアン野菜の試食など
アジアン野菜を使った料理は、秋葉原にあるタイ料理店「バーンチェン」のオーナー、クムパン・ワシティさんが作ってくれました。メニューは、「ソムタム(青パパイアのサラダ)」、「パッパックブン(空芯菜炒め)」、「ガイパッパイガパオ(鶏肉のバジル炒め)」、「トムヤムクン(海老のすっぱ辛いスープ)」、「ナムプリック(辛みそ)」、「サンカヤー・ファクトーン(かぼちゃプリン)」など。
ソムタム
ガイパッパイガパオ
トムヤムクン
ナムプリック
試食セット
◇調理について
[クムパン・ワシティ氏より]
今日の料理で一番辛いのは「ナムプリック」。唐辛子、赤たまねぎ、にんにく、えびみそ、ナンプラー、砂糖が入っています。野菜につけて食べてみてください。
「ガパオ」は、鶏肉とバジルを炒めた料理です。
「トムヤムクン」には、レモングラス、カー、パクチーの根っこなどを使っています。具は、えび、きのこなど。
「ソムタム」は、未熟な青いパパイアでないと作れません。調味料には、ナンプラー、砂糖、魚のみそ、唐辛子などを使っています。
クムパン・ワシティ氏
◇食べくらべ、試食、八百屋塾の感想など
秋田の「りんか」は酸味があり、トマトらしい味。好みは分かれると思いますが、個人的にはいいのではないか、と思いました。福島の「桃太郎」は甘みがあり、老若男女問わず、みんなが食べられるのではないでしょうか。
秋田のトマトはまだ未熟なのか、うまみも酸味も甘みもあまりないような気がしました。福島のほうがトマトとしての食べごたえがありましたが、好みとしては、もう少し酸味があってもいいかな、と思います。
南郷トマトは、自分の店でも売っていて、この時期は一番おいしいと思います。今日のも甘みと酸味があり、味が濃く感じられて、おいしかったです。秋田の「りんか」は初めてでしたが、会津の「りんか」を食べたことがあって、それよりは秋田のほうが味がよかったと思います。南郷と秋田だったら、南郷のほうが好みです。
秋田のトマトのほうが味が濃く、バランスがいいという意見が多かったです。ただ、皮がかたかった。会津のほうは、味にパンチがないような感じでしたが、皮は薄かったので、食感的には食べやすかったです。実のかたさはどちらもよかったと思います。
トマトは、東北のトマトと抑制を食べくらべると面白かったのでは。
私は、福島の「桃太郎」のほうが甘みがあり、おいしいと思いました。
味が濃くてトマトらしかったのは秋田の「りんか」。福島の「桃太郎」は、ぼんやりした味でしたが、食べやすいかもしれません。個人的には「りんか」のほうが好みです。
生で食べるなら秋田の「りんか」。福島の「桃太郎」は、何かで酸味を補って火を入れた料理に向くような気がしました。
今回、初めて八百屋塾に参加しました。みなさん仲がよく和気あいあいとしていて、すごくいい勉強会だと思いました。試食は、私が知っているタイ料理よりは辛めでしたが、とてもおいしかったです。
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