■2010年12月19日 第9回 〜 食べくらべ
◇「サトイモ」「レンコン」「ネギ」などの食べくらべ
  • サイトモは、埼玉の「土垂」と「はすば」、愛媛の「女早生」、新潟のサトイモなどを蒸して食べくらべた。

  • レンコンは、茨城産の金澄、石川の加賀レンコン、佐賀の泥ばすをサッと炒め煮にしたものを試食。

  • 赤ネギは煮て、ワケギはぬたで試食。

  • その他、群馬県産の3品、真空のヤマトイモをせん切りにしたもの、花豆の缶詰、キウイフルーツも試食。山ノ内町の5名のりんご生産者のみなさんの「サンふじ」も食べくらべた。
当日の展示食材各種
[食べくらべの感想]
  • サイトモはどれがどれだか分からなくなってしまいました。非常に柔らかくてねっとりしたものと、食感がかたいものがあった。

  • 一番最初に食べたサイトモ、愛媛の女早生は、非常においしかったです。サイトモを蒸して食べる、という食べ方をしたことがなかったので、これはいいな、と思いました。

  • 愛媛の女早生は結構しっかりした食感で、ほっくりしていておいしかった。個人的にはねっとり系のサイトモが好きなので、はすばの食感が好きでした。

  • はすばは慣れているので、すごく食べやすかった。はすは、シャキシャキしたのもいいのですが、ほこっとしたのもおいしいな、と思いました。お客さまには、こういうのもありますよ、とすすめようと思っています。

  • うちの店では、サトイモは、福井の上庄を売っています。今日食べた埼玉や愛媛のサトイモは、それとまた違う味だったので、今後売ってみたい、と思いました。

  • レンコンは、佐賀の泥ばすが一番もっちりしていて、好みでした。紅レンコンも、佐賀に近いもっちりとした食感のレンコンです。

  • はすはそれぞれに特徴があり、使い方を工夫すれば、それぞれ生きるのではないか、と感じました。私は山形出身ですが、地元では、サイトモは土垂が多い。はすはほとんど食べません。お弁当に酢ばすがちょっとのっているぐらいで、私は、八百屋塾に来て、「はすっておいしいんだな」と思いました。山形では、馴染みのない食材。店にもあまり売っていません。

  • サトイモは、土垂がねっとりしていて、すごくおいしかった。群馬県出身なので、下仁田ネギもおいしかったです。いつもは、あまり調理しないでいい野菜ばかり食べているので、八百屋塾で家庭的な味のものを食べると、すごく体に染みる気がします。

  • 茨城のレンコンは普段食べている感じのもので、おいしかった。石川の加賀レンコンは初めて食べたのですが、イモのようなホクホクした食感で、これはこれでおいしいな、と思いました。出身地が新潟なのですが、新潟のサトイモは普段食べているのと全然違って、これもおいしいと思いました。

  • ネギ、サトイモ、レンコンすべてにおいて、自分の好みは、ねっとり感のあるものかな、と思いました。下仁田ネギはトロッとした感じがすごく強くておいしかった。山形の赤ネギもトロッとした感じは負けていなかった。

  • うちの店では、サトイモは、埼玉のはすばを売っています。食べ慣れているので、一番おいしいと思いました。新潟のサイトモも結構好きです。愛媛の女早生はホクホク感があって、こういうサトイモもおいしいな、と思いました。はすは、売っているのは茨城ばかりだったのですが、加賀レンコンなどを食べてみて、ちょっと違う食感のものもおいしいな、と…。いろいろ発見することがありました。普通の赤ネギとレッドポアローは店で売っているのですが、山形の赤ネギは売っていませんでした。実際に食べてみて、すごくおいしいのが分かりました。りんごは、同じ場所でも生産者が違うので、1個1個食べてみると、それぞれ作った人により味が違うんだな、というのが分かって楽しかったです。
 

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