昔は大玉トマト一辺倒だったのですが、食生活や嗜好の多様化により、現在は、大きく分けても、普通の丸トマト、フルーツトマト、かたちによって、ミニ、ミディ、マイクロ…など、さまざま。
大玉トマトを除いた、ミディ、ミニ、その他トマトが、全体のトマトの約15〜20%を占めている。
日本では、基本的にはピンク系トマトが主体ですが、赤系トマトも出始めている。さらに、オレンジ系、レモン系、黒(紫)系、真っ白いものなども出ています。
形状では、「房なり」といって、トマトが連なったかたちのものが出回ってきています。
八百屋も消費者も、トマトはそれぞれ何に使うのか、用途を考えながら選定するとよいのでは…。調理用トマトを生で食べてもおいしくないのは当たり前です。どう使うのか、常に意識してください。
トマトは花の部分に甘みが多いため、ハンバーガーに使うときのように横にスライスすると、当たり外れがある。メロンと一緒で、縦に切ることをおすすめします。
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