■2010年4月18日 第1回 〜 商品情報 山形産いちご「おとめごころ」など

 みなさん、こんにちは。山形県東京事務所の佐藤と申します。今年で、東京事務所2年目になります。

 それから、今年の4月に新たに山形から来た斉藤です。去年までお世話になっていた今田の後任です。

 今年1年、また山形のおいしいものを、八百屋塾でご紹介したいと思っていますので、よろしくお願いします。

 今日は、山形のいちごを持ってきたのですが、その前に2つほど、PRさせてください。

山形県東京事務所 佐藤氏
 まず、銀座一丁目にある山形県のアンテナショップ、「おいしい山形プラザ」が、4月30日で、ちょうど1周年を迎えます。昨年オープンし、おかげさまで大盛況です。野菜や山菜のほか、山形のおいしいお酒、漬物などもいろいろおいてありますので、ぜひ、お立ち寄りください。

 「おいしい山形プラザ」の2階には、鶴岡市にある「アル・ケッチァーノ」の奥田シェフがプロデュースをしている「ヤマガタ サンダンデロ」というレストランもあります。山形の食材を使ったイタリアンが食べられますので、そちらも、ぜひ1度ご賞味いただければ…、と思っています。

 もうひとつは、今年の10月に、山形県の新しいお米、「つやひめ」が本格販売されます。機会があれば、八百屋塾でご紹介したいと思っています。

 「つやひめ」は2,500名ぐらいの農家の方に限定して、約2,500ヘクタールで栽培しています。数字だけ聞くと広いと思われるかもしれませんが、山形県内の3〜4パーセントぐらいの地域でしか作っておりません。

 特別栽培以上、つまり、特別栽培か有機栽培ということで、こだわった作り方で売り出したい、と考えているお米です。10月10日過ぎぐらいになれば、新米が出ると思います。

 今日お持ちしたいちごは、「おとめごころ」という品種です。これまで、山形のいちごといえば、「宝交早生(ほうこうわせ)」という品種でした。非常においしいのですが、日持ちがしない。輸送に耐えられない。よって、近所にお裾分けしながら地元で食べていた、というような品種です。

 それに改良を加えて作ったいちごが、「おとめごころ」という品種です。「宝交早生(ほうこうわせ)」よりも日持ちがして、しかもおいしい。現在、酒田市や山形市河北町あたりが産地になっています。今日は、JAさがえ西村山の河北で作った「おとめごころ」をお持ちしました。面積はまだ14ヘクタール、生産者は約200名弱です。

 銀座一丁目のアンテナショップでも、この4月から、さくらんぼが出る6月ぐらいまで、「おとめごころ」を取り扱うことになりました。これから量が増えてくれば、どんどん出荷するような体制になってくると思いますので、ぜひ、今日、覚えて帰っていただければ幸いです。

山形産いちご「おとめごころ」

 それから、澤田さんのお話の時に名前が出た「みず」についてですが、「みず」には、「赤みず」と「青みず」があり、地元では、高級山菜として知られています。あまり栽培はされていなくて、山どりのものが出回りますが、私自身も、山でとったことはありません。

 食べ方としては、あえものがおすすめです。筋を取って、たたきのように細かく刻んでからあえてもおいしいと思います。新庄のほうでは、「みず汁」といって、お汁で食べる場合もあるようです。

 名前の通り、本当に水っぽいというか、水分が多い。山の湧き水があるようなところで生育します。

 今、山形では、ハウスの山菜がちょうど終盤で、露地物は生育が遅れていますので、来月あたり、もしタイミングが合えば、山菜をご紹介することも考えたいと思います。

 
■2010年4月18日 第1回 〜 商品情報 茨城・柿沼農園の「セロリ」 柿沼農園 大竹氏

 柿沼農園の大竹です。私どもは、茨城県の境町というところで、セロリを作っています。

 ちょうど1年前、私が初めて八百屋塾に参加したときにも、このセロリをひっさげて来て、みなさんにご紹介しました。1度食べたよ、という方もいらっしゃるとは思いますが、今年もまた改めて、みなさんに私どものセロリを食べていただきたいと思い、持ってきました。

 このセロリは、3月の中旬から収穫し始め、5月の連休明けぐらいが最後。ちょうど今、最盛期にかかっています。

柿沼農園 大竹氏
 当農園では、約2万株収穫できます。サイズはだいたい2L、1.9キロ以上。Lもありますが、8割ほどは2Lで出しています。

 新鮮なうちに食べていただきたいので、庭先販売や発送販売をしています。直接八百屋さんに送ることもありますが、新鮮なうちに売っていただく、ということを望んでいます。

 去年、副理事長の野本さんのお店で、このセロリを売って、アンケートをとらせてもらいました。香り、みずみずしさ、食感…。このあたりについて感想をうかがったら、大変ご好評をいただきました。特に、今までセロリを敬遠されていた方が、「これなら非常に食べやすい」、と。私どものセロリは、確かに、非常に食べやすいセロリだと思っています。セロリ好きな方には淡泊かもしれませんが…。それが、今の野菜の食べ方だと思えば、お客さまにすすめやすいのではないでしょうか。

 みなさんのお店でも、このセロリをぜひ売っていただければ…、と思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

 
 

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