その他、小松菜やほうれんそうについて、北宜裕さんより、「作る側からすると、色が薄くてもおいしいほうがいいのではないかと思うのですが、売る側からすると、色が濃くて見栄えのいいものがいい、といわれる。そのあたりが非常に難しい」、とのお話がありました。
これに対して、委員の杉本晃章さんより、「売る人が、“色は薄いけど、うまいよ”と、きちんと説明できれば、消費者は理解できると思う。ただ、量販店で2種類の小松菜が並んでいるだけでは、どうしても色が濃いほうが新鮮そうに見えるので…。一般消費者は、新鮮=おいしいと思っているので、新鮮そうなものに手を出すわけです。葉の色が薄いと、まだ若いんじゃないか、とか思ってしまう。相対で売れば、説明ができて、販路も広がってくると思います」との意見がありました。
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