第12回(修了式)
挨拶
講演
感想など
スタッフより
VEGE PARTY
第11回
挨拶
講演
勉強品目
商品情報
食べくらべ
第10回
挨拶
講演
勉強品目
商品情報
食べくらべ
第9回
挨拶
講演
勉強品目
商品情報
食べくらべ
第8回
自己紹介
概要説明
圃場見学
梨の見学
質疑応答
第7回
挨拶
講演
勉強品目
商品情報
食べくらべ
第6回
挨拶
講演
勉強品目
商品情報
食べくらべ
第5回
挨拶
講演
勉強品目
商品情報
食べくらべ
第4回
挨拶
講演
勉強品目
商品情報
食べくらべ
第3回
挨拶
講演
勉強品目
商品情報
食べくらべ
第2回
挨拶
講演
勉強品目
商品情報
食べくらべ
第1回
挨拶
講演
勉強品目
商品情報
食べくらべ
八百屋塾2009についてはこちら
をご覧ください
過去の八百屋塾(2000年〜2006年)の内容等については、
旧・八百屋塾サイト
をご覧ください
■2010年9月12日 第6回 〜 食べくらべ
◇「中国野菜」などの食べくらべ
中国野菜は、
東京青果の澤田氏から説明があった品目
のうち、一部を、「生」、「塩ゆで」、「炒め物」、「スープ」などで食べくらべた。
商品情報
にて登場した、山形県の桃「美晴白桃」、「ゆうぞら」、群馬県の「入山きゅうり」、「幅広いんげん」も試食。
食べくらべ後、前実行委員長の杉本晃章氏より、桃全般についての補足説明があった。
食べくらべ試料各種
[食べくらべの感想]
中国野菜は、味つけがないと食べづらいし、区別がつかない。皇宮菜は食べたことがなかったのですが、やや香りや味がしたような気がします。料理の仕方にもよるのでしょうが、やはり、油で炒めたほうがおいしいのでは…。個人的には、豆苗がいちばん食べやすくておいしかった。
蔓紫は、結構香りが強く、食べにくかった。ほうれん草に近い食感ではあるのですが、葉が柔らかくてネバネバしているのが印象的でした。自分は菜心がいちばん食べやすく感じました。あまり香りも強くなくて、食感としてはシャキシャキしているというわけではないのですが、食べやすかったです。
中国野菜は炒めると断然おいしく食べられる、という感想です。ゆでた中では皇宮菜がよかった。ヌルヌル感とシャキシャキ感があってクセはなく、これを炒めたらもっとおいしいのでは…、と感じました。炒めた中では、空芯菜がすごくおいしかったです。うちの店では、お客さまの年齢層が高いため、中国野菜は青梗菜すらおいてません。個人的には空芯菜を売りたいと思うのですが、何回かおいても出ません。試食も出すのですが、惣菜を買っていくだけで、生を買う人がいない。
中国野菜を食べくらべたことがないので、味の違いは分かるのですが、どう表現したらいいのかが難しい。やはり、炒めたほうがおいしい。タアサイがおいしかった。キンサイはすごく細いのにセロリの香りが強くてびっくりしました。
それぞれみんな味が違うんだな、というのは分かりましたが、生や塩ゆでだと食べづらい。碧玉も炒めるとおいしいのですが、生だとにおいがきつい。それぞれ調理方法で全然違う印象がありました。うちの店で今おいているのは、青梗菜と空芯菜。たまにおくのがタアサイ、蔓紫。あとはほとんど売ったことがありません。空芯菜はたまたま安く入ったので売っているのですが、全然売れません。炒めて食べればいい、といってもなかなか難しいですね。
生のA菜はレタスのようでパリパリ、シャキシャキとしておいしかったです。全般的に、青臭いような感じがして…。食べにくいな、と思うものもあったのですが、タアサイは食べやすくておいしかったです。
今日は食べたことがないものをいろいろ食べられた。幅広いんげんは柔らかすぎ。ゆですぎでなければ、お湯をかけるだけにするとか、工夫したほうがいいと思いました。
面白いと思ったのは、A菜。生で食べてもおいしかったし、サッと炒めて食べても非常においしいのではないかと思って、興味を惹かれました。あと、全般的に、中国野菜は、生やゆでて食べるものではなくて、やはり油との相性がいいのかな、と思った。
知人が横浜中華街におさめをしていますが、横浜だけでは揃わないので、ほかから取り寄せたりしているそうです。横浜中華街は、今、価格競争が激しいので、あまり変わったものは使っていないのが現状です。私としては、横浜はせっかく中華街を控えているのですから、築地が日本一の品揃えの市場であるように、日本一の中華商材の市場にするとか、そういう試みが必要ではないか、と感じています。
A菜の料理を台湾料理屋さんで食べたことがあるのですが、今日のものとは全く違いました。また、別の料理人の方にA菜の名前の意味を聞いたところ、ABC…というランクのAである、と教えてくれました。種類ではなくてランクだそうです。ただし、B菜、C菜というのはないようです。
中国野菜というのは、地域などによって勝手に名前をつけてしまうため、名前に統一感がないそうです。これが正しい、というのがない。固定しているものはいいのですが、めずらしいものは、民族の感覚で呼んでしまっている、という部分もあるようです。
中国野菜に限らず、最近はクセのあるものが売れない。青梗菜、豆苗、菜心あたりはクセが少ないので、普通に売れるかもしれません。クセがあるけれど売れそうなのは皇宮菜。粘りがあって、料理法によってはうけるのでは…。パクチョイのスープもすごくおいしかった。炒め物だけではなく、スープもいい料理法。いずれにせよ、販売するときには調理法も合わせて紹介しないと、広がっていかない、と思いました。
10年ぐらい前は、蔓紫なんて泥臭くて、食べられたものじゃないと思っていましたが、品質的に変えているのか、自分が年を取ったのか、そこそこ食べられました。
【八百屋塾2010 第6回】
実行委員長挨拶
|講演「
中国野菜
」|勉強品目「
中国野菜
」|
商品情報
|
食べくらべ
>>>このページのトップへ