また、ある程度の樹齢になったとき、全部がダメになるわけではなく、ある程度補植ができるだろう、と考えています。これは今後の課題でもありますが…。
それから、昔は剪定というと、農家の熟練したオヤジさんの仕事で、ほかの人はやらせてもらえなかった。この枝は太いから将来のために残すとか、この枝はダメだとか、そういう職人技だったんですね。でも、ジョイント栽培では、出てきた枝を切るだけ。ぶつからなければいい。バイトさんでもすぐにできます。
ちなみに、ここにあるのは幸水が主ですが、品種は何でもいい。混ぜても構いません。いろいろなものをならせばせいい、というだけですから…。ただ、栄養のバランスがあって、樹が強すぎると糖度がのらない、などということもあるので、細かい点についてはまだ今後の課題として残っています。
|