今日は本部青年会の歴代会長もお越しくださいました。10周年は記念祝賀会、20周年で八百屋塾発足、30周年は杉本さんを中心に八百屋塾の充実を図り、40周年は「やっちゃば秋葉原 学べるマルシェ」を開催、と節目のときにいろいろな事業を行ってきました。
青年会のポリシーに、商売や地域社会での活動を通した、次代を担う人材育成があります。いろいろな方のご意見を伺いながら、知識を吸収して引き出しを増やし、後世に役に立ってください。いろいろな引出しを作るために勉強が必要です。
われわれを取り巻く環境は非常に厳しくなり、市場法改正、HACCP導入、消費税変更など、大きな変革の時期にあります。量販店を筆頭に、コンビニやドラッグストアでも生鮮品を販売しています。地方には道の駅があり、インターネットでの食品販売は3兆7000億円にものぼるそうです。競争相手が多様化し、見えないところにも商売敵がいます。
消費形態も変わりました。インバウンド、爆買いが話題でしたが、今はモノ消費からコト消費に移っています。旅行も、行くだけではなく、ふだんできないような体験をすることが求められます。さらにこれから重要なのはトキ(時間)消費、といわれています。今もスマホで写真を撮ってSNSにアップするなど、時間の共有を楽しむ傾向がありますが、さらに進化するのではないでしょうか。モノだけでは売れない時代に、情報を持ち合わせながらモノを売る時代になっています。今後もそのために勉強が必要です。
後継者不足で青年会の運営も大変ですが、みなさまからのご意見もいただき、組合をよくしていきたいと思っています。今後は、新しい発想で事業展開されると思いますので、引き続きご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
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