■2018年10月14日 第7回 れんこん産地視察 in 茨城 〜 バスで茨城県行方市へ
◇タイムスケジュール
「れんこん産地視察 in 茨城」のスケジュールは下記の通りでした。
  • 7:30   秋葉原発
  • 9:30   なめがた農協北浦地区営農センター着
  • 10:00  視察開始(圃場および営農センター見学・解説・掘りとり体験)
  • 12:30  視察終了、貸し切りバスにて移動
  • 12:40  昼食(北浦パークホテル)、座談会
  • 14:00  帰路  道の駅視察
  • 17:00  秋葉原着、解散  
◇いざ出発!
  今回の視察のコーディネーターは、「れんこんを担当して4〜5年」という東京青果の伊藤陽氏。たいへんお世話になりました。

 八百屋塾生を中心に総勢47名が、朝7時30分に秋葉原を出発。茨城県行方市の「JAなめがた営農経済センター北浦」に向かいました。

 バスの中で自己紹介。あわせてれんこん掘り体験の希望者をつのったところ、意外に倍率が高く、現地でようすをみながら決めることになりました。

 れんこんについての質問やクイズも出ました。

たけのこ観光のバスで茨城県行方市へ
  • れんこんの穴はいくつある?
    答:9〜11。穴は呼吸のためにあります。れんこんの穴はすべて地上の葉などにつながっていて、ストローのように空気を取り入れています。

  • れんこんの花は何色?
    答:白とピンクがあります。茨城県で栽培されている「金澄(かなすみ)」や「だるま」など「中国種」は白です。明治以降に中国から入ってきた品種で、シャキシャキした歯ざわりと太くて短い形が特徴です。江戸時代以前に中国から伝わった「在来種」の花の色はピンク。中国種よりもネバリがあり肉質がやわらかい、という特長があります。

  • はすと睡蓮は違うの?
    かつては仲間として扱われましたが、DNAによる分類で別物とされ、はすはハス科ハス属、睡蓮はスイレン科スイレン属になっています。

  • れんこんのサビって?
    れんこんの表皮の褐変、黒変をサビといい、泥中の酸化鉄によるものです。露地もののれんこんは、4月頃植えつけ、9月から10月に地上部が枯れてきます。それまでは呼吸しているのでさびますが、葉の部分を刈り倒して、れんこんに酸素が届かなくなるとサビが抜けていきます。サビは自然な状態で害ではありません。昔は漂白したれんこんもありましたが、今はなくなりました。
◇その他
  • Facebook八百屋塾生クラブ(非公開グループ)に、当日の写真をアップしました。
    クラブのメンバーは、八百屋塾に参加した人に限られます。ご了解ください。
    ▼八百屋塾生クラブ(非公開グループ)
    https://www.facebook.com/groups/442214602788229/

【八百屋塾2018 第7回】 トップタイムスケジュールなど挨拶・れんこんの掘りとり体験&見学れんこんの説明と産地概要ランチタイム