Q:納品業務をしており、30玉を7ケースとか注文するのですが、個体によってかたさのバラツキがあり、一部クレームになることがあります。それは完熟させるようになったからなのでしょうか?
A:「完熟キウイを食べてみて」というキャンペーンをしてから納品を変えた、ということはありません。青果物なので、個体差は避けられない部分です。われわれとしては、レベル2を推奨していますが、作業の間に、個体差があって、レベル3に近いものが出てしまうことはある、とご理解ください。
Q:大田市場では何日に食べる、というとそれに合わせて出してくれるのでそれほど苦労はないのですが、ゴールドは中から、グリーンは外から追熟させていると聞いたことがあります。追熟の仕方にもいろいろあるのでしょうか?
A:ゴールドはもともと糖度が高く、追熟レベル1でもおいしく召しあがっていただけるので、追熟せずに出していただいています。グリーンは追熟していただいています。
Q:販促キャンペーンについて、すっぱいと売れないから、甘いということ強調するのではなく、健康志向を重視して、食べてみたら甘かった、という方向で八百屋の販売促進につなげていただけるとありがたいと思います。
A:貴重なご意見として、マーケティングに伝えます。先ほどは説明不足でしたが、われわれは雑誌などで健康面を訴えています。TVCMはキャラクターを使用して若い人向けに、栄養について知りたい年配の方には雑誌などを読んでご購入いただく。現状、この2つのアプローチでやらせていただいています。
Q:お客さまで離乳食を始められた方から、キウイを食べさせてもいいか、と相談されることがあります。キウイのアレルギーについて教えてください。
A:キウイがアレルギー食品として定義されているのは、アクチニジンという酵素に敏感に反応する方がいるためです。アクチニジンの量がより多いのが「グリーンキウイ」です。われわれも試食販売の際には必ず「アレルギーは大丈夫ですか?」と聞きながらお配りします。アレルギーかどうかわからない状況でおすすめするのはリスクがあるので、食べさせる前にアレルギーの確認はしてください、と言うほうがいいと思います。
Q:横浜で納め専門の八百屋をしています。大玉ばかりという去年のようなことが起きると、お客さまにも迷惑がかかるので、シーズンが始まる前に説明会などを開催して、八百屋や納め屋にも情報を提供していただけると非常にありがたいです。
A:わかりました。貴重なご意見、ありがとうございます。
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