■2018年1月14日
第10回 みつば・水菜
 八百屋塾2017、第10回目のテーマは、「みつば」「水菜」でした。
みつばの展示
水菜の展示
 
■八百屋塾実行委員長 西沢 好晴
 あけましておめでとうございます。

 今年度の八百屋塾は3月に修了です。あと3回になり、これまでの勉強を振り返ってみて、いかがでしょうか。

 「松の内」という言葉があります。お正月に門松を飾るのは、年の神様が家に来るときに門松を目印にするからだそうです。その神様は鏡餅に宿る、といわれています。このように、お正月には松やお餅、節分には大豆と、日本の風習には、植物や食べ物が深く関係しています。今、こうしたことをあまり大事にしなくなったような気がします。先祖がそういう生活をしてきて、われわれは今ここにいるわけですから、忘れてしまうのはマイナスではないでしょうか。私としては、昔ながらの風習を大事にして、まわりにも伝えていくべきではないか、と思っています。

  では、今年も1年、よろしくお願いいたします。

八百屋塾実行委員長 西沢 好晴
 
■東京都青果物商業協同組合 理事長 近藤 栄一郎
 あけましておめでとうございます。

 本日は寒い中、多数のみなさまのご出席をいただき、まことにありがとうございます。

 現在も、野菜が高い状況が続いています。消費者は、防衛策として、冷凍食品を使ったり、小分けされた野菜を買ったりしているようです。

 昨年の夏以降、市場制度を見直す動きが起きています。われわれは小売りの立場から、行政に働きかけをしてまいりました。今後、各都道府県の開設者と条例を決めていくことになります。八百屋さんも、自分たちがどうすれば有利で、どうなると不利なのかを考え、現場の声をあげていただきたいと思います。

東京都青果物商業協同組合 理事長
近藤 栄一郎
 さて、長年、八百屋塾を受講され、現在はスタッフとしてご協力をいただいております森輝夫さんのお店「大権商店」が、このたび優良経営食料品小売店として表彰されることになりました。八百屋塾にはこのような立派な先輩がいらっしゃるので、みなさんも目標として、あとに続くようなご商売をしてください。

 今年度の八百屋塾はあと3回となりました。自分の商売のため、知識を増やすために、今後もぜひ参加してください。

  本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2017年度 第11回八百屋塾
2018年2月18
日(日)

講演: 「ステッキ!な春の小物やさい
講師: とぴあ浜松農業協同組合
 
テーマ野菜: プチベール・芽キャベツなど
 


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