■2017年6月11日
第3回 パプリカ・すもも
 八百屋塾2017、第3回目のテーマは、「パプリカ」「すもも」でした。
パプリカの展示
すももの展示
 
■八百屋塾実行委員長 西沢 好晴

 おはようございます。本日は、農林水産省の古澤武志さんに、有機栽培について講演をしていただきます。有機、無農薬栽培などについてしっかり勉強してください。

 7月は埼玉県のときがわ町と小川町の産地視察です。ときがわ町にある「とうふ工房わたなべ」の渡邊一美さんがコーディネートしてくださっているので、のちほどご挨拶していただきます。

八百屋塾実行委員長 西沢 好晴
 渡邊さんは、「1丁30円の豆腐を作って」と大手スーパーから言われたとき、「それは違う」と思い、周辺の農家に無農薬で大豆を作ってもらい、それを豆腐にしたところ、いろいろなところから豆腐を買いに来てくれるようになったそうです。

 11月には、マルシェを開催します。それに向けて、八百屋塾は新たな一歩を踏み出していきます。みんなで同じ方向に向かって取り組めば大きな力になると思いますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 
■東京都青果物商業協同組合 理事長 近藤 栄一郎

 おはようございます。5月30日の組合の総大会において新理事長に任命されました。前理事長の野本さん同様、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 今日は、農林水産省の方に有機栽培についてのお話をしていただきます。パプリカについては東京青果さん、すももについてはわれわれの大先輩である橋本さん。多彩な方々から、いろいろな情報を伝授していただけるのが八百屋塾のよさだと思います。

東京都青果物商業協同組合 理事長 近藤 栄一郎
 先週、青年会の総会があり、八百屋塾の創始者である江澤正平先生の語録が書いてありました。ベロメーターを鍛えなさい、味の違いは自分で食べて確認するんだよ、とよく言われたことを思い出します。

 来週は、愛媛で全国大会が開かれます。組合が抱えている諸問題を話し合うわけですが、青年会が「運どん」という取り組みを始めており、組合の活性化や経済効果にも期待が集まっています。

 東京では、11月の「やっちゃ場マルシェ」という新しい試みに向け、若い世代ががんばっています。

 本部青年会の創業時の会長は鈴木さんという方で、四谷「丸正」の創業家の一族です。一時は何店舗も構え、何十億という売り上げがあったのが、バブル崩壊で莫大な負債を抱えてしまった経験がおありです。現在は熱海で隠居されているのですが、鈴木さんの書いた本をいただきました。もし、何か悩みを抱えている八百屋さんがいたら、この本が解決の助けになるかもしれません。よろしければご一読ください。

 2020年の東京オリンピックに向けて、有機農業については知っておかなければならないと思います。業界のため、お店の発展のために、しっかり勉強してください。

 

2017年度 第4回八百屋塾
2017年7月9
日(日)


有機農業の産地視察
埼玉県 ときがわ町・小川町

※7月9日(日)の産地視察で
金子美登さんの「霧里農場」を見学する予定でしたが、
金子さんがご病気のため、
「風の丘ファーム」に変更になりました。
あしからずご了解ください。

☆7月9日(日)の産地視察は 定員に達したのでしめ切りました


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