■2017年9月10日
第6回 ごぼう
 八百屋塾2017、第6回目のテーマは、「ごぼう」でした。
ごぼうの展示
ごぼうの試食
 
■八百屋塾実行委員長 西沢 好晴
 おはようございます。9月の八百屋塾を始めます。

 「三つ子の魂百まで」といわれますが、人が生まれたときは真っ白な状態で、その後、いろいろな経験を経て色がついていくといいます。たとえば、黄色の人に赤い出来事が起こるとオレンジになります。同じ赤い出来事が青い人に起こると紫になる。人それぞれ違う、ということです。

 ネガティブ思考な人にピンチが来ると、まいったな、イヤだな、と不幸を感じます。ところが、ポジティブな人はピンチをチャンスだと思える。思考によって、感じ方も正反対になるわけです。

八百屋塾実行委員長 西沢 好晴
 初めて自転車に乗ったときのことを思い出してください。最初から乗れた人はいないと思います。まずは「乗りたい」という気持ちがあって、挑戦したとき、誰もが転んだり、痛い思いをしたり、怖かったりした経験があったはずです。それを乗り越えたときに、自転車に乗れるようになったのではないでしょうか。

 ネガティブな人は、できなかったら、失敗したらどうしよう…、という恐怖にとらわれています。がんばろう、という気持ちになったときに乗り越えられ、幸せを感じることができます。正直に、素直に、一生懸命にというのが大事で、この3つの力があれば乗り越えられるのではないでしょうか。

 学ぶことはとても大事です。ただ、その学んだことを怖くてなかなか出せない人もいると思います。自分の壁を壊すチャンスだと思えば何かが変わるかもしれません。八百屋塾では、数年前から班制度で人と人がつながるようにしてきました。11月12日の「やっちゃ場マルシェ」も、これまでできなかったことができるようになるかもしれない、チャンスだと思ってトライしていただければ幸いです。

 
■東京都青果物商業協同組合 理事長 近藤 栄一郎
 おはようございます。9月の八百屋塾に大勢のみなさまにご参加いただき、まことにありがとうございます。

 今日のテーマは「ごぼう」です。エレベーターを降りたらごぼうの香りがして、いよいよ食欲の秋だな、と感じました。

 ごぼうについての講演は、(株)柳川採種研究会の松川素彦さんです。わざわざ岩手県からお越しくださいました。ごぼうは東京と関西では料理法や食べ方が違います。そうした食文化の話もおうかがいできるのではないでしょうか。

 今年は夏の日照不足で青果物にいろいろな影響が出ています。これから、秋野菜の作況も懸念されます。

東京都青果物商業協同組合 理事長
近藤 栄一郎

 11月12日には、「やっちゃ場マルシェ」が行われます。八百屋の心意気を見せるいい機会ですから、みなさま方にもぜひご協力いただきたい。青年部の取り組みに対し、われわれ本部としても十分な協力体制を取りたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

2017年度 第7回八百屋塾
2017年10月15
日(日)


講演:「きのこについて

講師:
ファーム700農園主 岩瀬登志男氏


勉強品目:きのこ


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