新宿高野のお二方のお話も、大変興味深かったです。トロピカルフルーツにこれほど多くの種類があることを初めて知りました。私が子どもの頃はなじみがなかったものもありますが、今日ここに並んでいるトロピカルフルーツを見て、近年、かなり浸透しているんだな、と思いました。
トロピカルフルーツは国産にシフトしている、というお話もありました。農林水産省としては、2019年(平成31年)を目処に農産物の輸出額1兆円を目指しています。現在は、7500億円程度です。日本の果物は海外では高級品として扱われており、特に富裕層に人気があります。たとえば、日本で1個300円で売られているももが、香港で1300円だったりします。それでもニーズが高い、と聞きます。なぜなら、日本のももは、甘くて食感がいい。海外の人にとっては、「こんなにやわらかくておいしいんだ!」という驚きがあるんですね。アジアや東南アジア向けの輸出が伸びているので、私どもとしても推奨していきたい、と考えています。
本日は、農林水産省が後援している八百屋塾を視察に来たというわけではなく、自分自身も楽しんで勉強させてもらいました。今後も機会があれば参加したいと思っていますので、よろしくお願いします。
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