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■2010年1月17日 第10回 〜 食べくらべ
◇ねぎの食べくらべ
ねぎは、「上州ねぎ」、「なべねぎ」、「ちゃんこねぎ」を焼きねぎで食べくらべた。
「リーキ」は煮たものを試食。
生のねぎは、刻んだ「赤ねぎ」3種類を食べくらべた。
その他、牛乳と生クリームを使った料理「ねぎのキッシュ風」を試食。
ねぎ各種
[ねぎの感想]
キッシュがすごくおいしかった。チーズとねぎがすごくよく合う。
「上州ねぎ」と「なべねぎ」は、見た感じは似ているが、個人的にはなべねぎのほうがおいしいと思った。
「なべちゃんねぎ」がいちばんやわらかくて甘みがあった。上州ねぎはちょっと皮がかたかった。
「リーキ」は、お客さん(洋食屋さん)に持っていったことはあるのですが、自分では食べたことがなく、初めて食べた。味が、ねぎというよりは、ニンニクっぽいというか…。。甘みもあって、おいしいと思った。めずらしいものが食べられてよかったです。
初めて「リーキ」を食べて、ねぎとは食感が違うし、びっくりしました。
「リーキ」は変わった食感と味。ねぎだと思って食べたら、ちょっと違う感じ。
ねぎの食べくらべは、こんなにも違いがあるとは思っていなかったので、大変勉強になりました。「リーキ」は初めて食べた。実は、生のねぎが苦手で、加熱すると大好きなのですが…。「リーキ」は食感が今までのねぎとは違って、衝撃的でおいしかったです。
大阪の出身なので、ねぎの緑の部分を食べることに何の抵抗もありません。白と緑、どちらがおいしいかといわれると、まあ、白い部分のほうがおいしいと思うのですが、緑もおいしくないわけではない。ぜひ、東京でも、そういう食べ方が広まればいいな、と思います。
焼きねぎに関しては、全体的に真っ黒に焦がしてもいい。焦げた部分を1枚むいて食べるぐらいにすると、甘みがずいぶん出てきて、とろーんとしておいしい。
「赤ねぎ」の色を生かす調理法について、山形で伝統野菜を使ったイタリア料理店を開いている奥田シェフに聞いたところ、薄くスライスしてオーブンで焼くとか、外の赤い部分だけ酸が入ったものでマリネし、あとで白い部分と合わせるといい、ということでした。ちなみに、赤いのはアントシアニンによるもの。
ねぎのキッシュ風
ちゃんこねぎ(焼き)
上州ねぎ(焼き)
なべねぎ(焼き)
リーキ(煮)
赤ねぎ(生)
◇いちごの食べくらべ
いちごは、「とちおとめ」、「ももいちご」、「さちのか」、「あまおう」の4品目を食べくらべた。
中が真っ赤な種類や真っ白な種類など、さまざまないちごがあるので、食べる前に、中の色を確認し、特徴をよく見てください、とのアドバイスもあった。
いちご各種
[いちごの感想]
「ももいちご」は、果肉がやわらかくて、味が薄い気がする。個人的には、「とちおとめ」、「あまおう」のほうが好き。
徳島の「ももいちご」より、東京近辺のいちごのほうが食べやすい。
「ももいちご」はすごく甘くて、果肉がやわらかく、なんとなくトロッとしていて、私は大好きです。相対的にいえば、「とちおとめ」は甘みが低いのかな、と。その中間が「あまおう」。
◇その他
山形の「雪うるい」と、「雪菜」の漬物(ふすべ漬)を試食。その際、同じく山形の「ふきのとうみそ」、「南蛮みそ」、「えごまみそ」の3種のみそも配られました。
【八百屋塾2009 第10回】
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