スイカの皮とアボカドと海老を混ぜてマヨネーズであえ、レモン、塩、こしょう、砂糖少々。これで1品できる。これを1玉買っていただければ、おかずにもデザートにもなる。家庭を預かる主婦のみなさんにとっても、すぐれた品種ではないかと思います。
当時、群馬県藪塚産の紅小玉が、高値で取引されており、これに勝てる品種の育成が狙いでした。その頃、筑西市で主流だったサマーキッズでは勝てない、ということで、ヒメカンセンを導入。通常、市場に出回っているヒメカンセン4号ではなく、ヒメカンセン5号のタネを9名の農家の方だけに出して栽培してもらっています。
4号は平均糖度12.5〜13度。5号は13度〜14.5度。スイカの1度の糖度差というのは、非常に食味的に違いを感じるもの。また、4号は低温時の肥大ができないが、5号は低温時でも肥大できる品種。一番早いもので3月下旬から、今年は例年よりも、ちょっと遅れていますが、これから、次第に糖度が上がっていきます。
育種時から選定したスイカを、ぜひ、お集まりの八百屋さんに、対面販売で一般の消費者の方々におすすめいただければ、と思います。
技術のある農家さんでなければ、ヒメカンセン5号は作れません。最初は5名だったのですが、すごくおいしいという評価を受け、9名に増やしました。味良来専用の箱に、自分の名前を入れて出しており、農家さんの許可がなければ、それ以外にタネを出すことはできない。
販売は、千住さんを通しています。今、千住さんとお取引のある八百屋さんはお問い合わせいただければ。千住さんとお取引がない場合は、私どもに直接おっしゃっていただければ…。大田さんとはお取引していないのですが、ケース単位であればOKかもしれないので、お問い合わせください。
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