■2009年9月13日 第6回 〜 食べくらべ
◇レタス等の食べくらべ
  • レタス等の洋菜は、東京青果の野原氏・田原氏から説明のあった各品種のうち、数種類を食べくらべました。生のレタスには、味噌が添えられました。その他、レタスのお浸しや、コールラビのスープ煮なども試食。

  • 洋菜以外では、「漆野いんげん」の煮豆、りんご「さんたろう」を試食しました。
レタス各種
[レタス等の感想]
  • ウイザードとラプトルでは、ウイザードのほうが葉がしまっておいしい。

  • ウイザードは、食べた瞬間に甘さが感じられた。食感もよく、おいしかった。

  • サニーレタスは苦みが気になるので、ふだんからあまり食べない。今日はエンダイブを食べましたが、余計苦みがあって苦手でした。

  • サニーレタスは、多少苦い。葉もしっかりしている。エンダイブは、苦くかたい。渋い。食べられない。

  • エンダイブは、苦くてビックリ。ただ、アクセントになる。1個買うと使い切れない。買うのをためらうかも…。

  • コールラビは初めて食べたが、おいしく食べられると思った。

  • コールラビというのは初めて食べた。カブのような大根のような…。ものすごくおいしい。レタスは、玉レタスのウイザードが甘くておいしかったと思います。

  • コールラビはいろんな料理法がありそうだと思いました。

  • おいしいと思ったのはウイザード。食べ慣れているからか、食べやすい。面白いと思ったのは、コールラビとアイスプラント。値段が分からないが、これから、売ってみたい、扱いたいという気持ちを持ちました。

  • グラパラリーフは、初めて食べた。歯触りがシャキシャキして、すごくいい。ちょっとすっぱいので、肉料理などに添えるといいのでは、と思いました。

  • グラパラリーフは、単独で食べると、ちょっとすっぱい。使い方によっては、すごいいいものになるのではないかと思います。

  • ふだん、あまり洋菜を食べる機会がない。うちの店は年配のお客さんが多いので、こういった洋菜をひと通り売ったことはあるが、ほとんど売れなかった。今日はいろいろなものを食べられて、いい機会になった。基本的には、ベビーリーフミックスみたいに、少しずついろんなものが入っていて、いろんな味が楽しめるといいんだな、とすごく感じました。エンダイブとかも、ほんのちょっとあれば、アクセントで十分だと思いますし…。グラパラリーフも面白さはありますが、売れる商品というよりは、レストラン用。あとは、都内でOLさんの一人暮らしが多いようなところで、小分けして販売できるような八百屋さんだとすごくいいのでは、と感じました。

  • 食べ慣れているか、慣れていないか、という感覚が非常に大きかった。ブーケレタスみたいに、主張が少ないものと、逆に、苦みなどの主張が強いものがある。ひとつには、どのような混ぜ方というか、あわせ方をするかがポイント。ベビーリーフみたいな形で、いろんな味、色、食感が感じられるものがいいのでは、という感じを受けました。

  • 今日は、いろいろと変わった野菜を、食べたのですが…。改めて、レタスのおいしさを認識したというのが印象です。レタスはやはり生で食べるのがいちばん。レタスは本当にうまいな、というのを改めて感じました。

  • 今回、東北から初めて参加させていただき、苦い野菜からおなじみの野菜まで食べくらべましたが…。都会と地方で、好みや食文化が違うことを実感しました。あと、講演で市場外流通のお話がありましたが、山形では、もう、市場外流通が当たり前のような感じです。農家さんも自分で売り先を見つけて、直売所とか、ロードサイドで無人で売っていたり…。田舎ならではの売り方もあるようです。

  • レタスは、JA佐久のウイザードが、みずみずしく、甘みがあって、いちばんおいしかった。コールラビは、だいたい、いつも、炒めたりしていて、煮たことがなかったので、勉強になりました。
[荒井慶子先生より〜レタスの味噌もみについて]
  • 江澤先生は、生産農家にいらっしゃると、いつも「おたくはどうやって食べてるの?」とお聞きになるんです。信州のレタス農家をおたずねになったとき、「レタスを手でちぎって、自分のうちの味噌を指にくっつけて、さっさかもむと、しんなりしてきて、ひと玉ぐらいすぐに食べられる」という話を聞いたんですね。それを「レタスの味噌もみ」と名付けられました。手前味噌で結構ですが、少しゆるめたほうがいいと思います。味噌ドレッシングにして和えても結構です。

 

荒井慶子先生
 

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