みなさん、こんにちは。山形県東京事務所の佐藤と申します。よろしくお願いします。
産地からの直送で、鶴岡の「ただちゃ豆」と、ぶどう「種なしピオーネ」を持ってきました。
「ただちゃ豆」の特徴としては、サヤの実の数が2つのものを選抜、品種を固定してきている、ということです。
鶴岡では、お父さんのことを「だだちゃ」、お母さんを「かかちゃ」といいます。藩の殿様が、「今日の豆はどこのだたちゃの豆だ?」と聞いたのが、名前の由来になったそうです。
一口に「ただちゃ豆」といっても、いろいろと系統があります。JA鶴岡では、「早生甘露」から始まり、「甘露」、「早生白山」、「白山」、「晩生甘露」、「尾浦」と続く6系統を「ただちゃ豆」と呼んでいます。ちょうどいま、「早生白山」〜「白山」になってきているころです。最後の「尾浦」が出るのが9月の上旬。7月下旬〜9月の上旬頃まで出てくるものを、「ただちゃ豆」としています。
そのほか、「鶴岡ただちゃ豆生産者組合組織連絡協議会」というのがあり、ここでは、さらに4系統ほどを足して、10系統を「ただちゃ」といっているようですが、扱いの多いJA鶴岡農協では、一応、上記6系統を「ただちゃ豆」と呼んでいます。
今年は7月の日照不足と雨で、たいへん栽培には苦労したそうです。
そんななか、いま、ちょうど、「本白山」という系統に入ってきており、みなさんに、おいしい「ただちゃ豆」をお届けできるようになっていますので、どうぞよろしくお願いします。
それから、ぶどうについてですが、山形県というと、どうしても、「デラ」しかないというイメージがありますが、「ピオーネ」や「シャインマスカット」なども作っていますので、ぜひ、食べてみてください。
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