■2009年8月23日 第5回 〜 商品情報「山形産ただちゃ豆」「山形産種なしピオーネ」

 みなさん、こんにちは。山形県東京事務所の佐藤と申します。よろしくお願いします。

 産地からの直送で、鶴岡の「ただちゃ豆」と、ぶどう「種なしピオーネ」を持ってきました。

 「ただちゃ豆」の特徴としては、サヤの実の数が2つのものを選抜、品種を固定してきている、ということです。

 鶴岡では、お父さんのことを「だだちゃ」、お母さんを「かかちゃ」といいます。藩の殿様が、「今日の豆はどこのだたちゃの豆だ?」と聞いたのが、名前の由来になったそうです。

 一口に「ただちゃ豆」といっても、いろいろと系統があります。JA鶴岡では、「早生甘露」から始まり、「甘露」、「早生白山」、「白山」、「晩生甘露」、「尾浦」と続く6系統を「ただちゃ豆」と呼んでいます。ちょうどいま、「早生白山」〜「白山」になってきているころです。最後の「尾浦」が出るのが9月の上旬。7月下旬〜9月の上旬頃まで出てくるものを、「ただちゃ豆」としています。

 そのほか、「鶴岡ただちゃ豆生産者組合組織連絡協議会」というのがあり、ここでは、さらに4系統ほどを足して、10系統を「ただちゃ」といっているようですが、扱いの多いJA鶴岡農協では、一応、上記6系統を「ただちゃ豆」と呼んでいます。

 今年は7月の日照不足と雨で、たいへん栽培には苦労したそうです。

 そんななか、いま、ちょうど、「本白山」という系統に入ってきており、みなさんに、おいしい「ただちゃ豆」をお届けできるようになっていますので、どうぞよろしくお願いします。

 それから、ぶどうについてですが、山形県というと、どうしても、「デラ」しかないというイメージがありますが、「ピオーネ」や「シャインマスカット」なども作っていますので、ぜひ、食べてみてください。

山形県東京事務所の佐藤さん
山形産だだちゃ豆
山形産種なしピオーネ
 
■2009年8月23日 第5回 〜 商品情報「土壌改良剤 アスカマン」を使用して栽培したキャベツ

 藤岡と申します。

 みなさんも聞いたことがあるかもしれませんが、「アスカマン」という土壌改良剤があり、それを使った長野のキャベツを持ってきました。

 昨日、知人が長野に行き、ボランティアで農作業をして、もらってきたものです。ほかにも、枝豆、とうもろこしなど、全部、土壌改良剤を使って作ったものをいただきました。枝豆もとうもろこしも、糖度が高くてよかったと思います。

藤岡さん

 キャベツはまだ食べていないのですが…。みなさんも、あとでかじってみてください。

 詳しくは、ネットで、「アスカマン」で検索すれば出てくると思います。土壌改良剤の一種です。興味があれば、パンフレットを置いておきますので、あとで見てください。

 ちなみに、このキャベツを作った農家さんもパンフレットに出ています。この方が何年か「アスカマン」を使って、結構結果が出ているそうです。できれば評価が聞きたいと言われていますので、よろしくお願いします。

 

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