■2009年4月19日 第1回 〜 理事長挨拶 井口幸吉

 みなさん、おはようございます。本日は、東京商組の平成21年度「八百屋塾」の開講式ですが、こんなに大勢の方々においでいただきまして、本当にありがとうございます。

 ご夫婦でおいでいただいている方もたくさんいらっしゃるようですね。

 今、私どもの業界も大変厳しい状況にあります。特に、後継者不足で、年々組合員も減っているわけですが、そうした中で、東京商組の八百屋塾が、このように盛会に行われること、本当に私は力強く思います。

理事長 井口幸吉


 ぜひ、今後、お隣の方やお友達、そういった方々もお誘いして、八百屋塾にご参加ください。野菜のおいしさや料理の方法等について、ここで勉強していって、一般の方々に、多いに宣伝していただきたいと思うわけです。

 なにはともあれ、本日はこの通り、会場にあふれんばかりの大勢の方にお集まりいただいて、開講式ができますことを、心からお礼申し上げます。

 このあと、杉本副所長から、たいへん貴重なお話があるそうなので、最後まで、この会場を賑わせてください。

 本日は、大勢お集まりいただきまして、ありがとうございます。これをもちまして、開会のご挨拶にかえさせていただきます。

 
■2009年4月19日 第1回 〜 実行委員長挨拶 安蒜俊男

 みなさん、おはようございます。旧年度より実行委員長をやっております安蒜と申します。まだ不慣れなところもあり、みなさまにご迷惑をおかけすると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 本日は、平成21年度の「八百屋塾」ということで、みなさまにお集まりいただきました。私の想像を絶するような人数で、非常に驚いています。

 2000年7月に始まった八百屋塾は、今年で9年目。1年間かけて、いろいろと野菜について勉強して、フィードバックするというのが、目的です。

実行委員長 安蒜俊男

 これまで、八百屋塾は、趣向や方向性をいろいろと変えながらやってまいりました。今年は、みなさんの意見を取り入れながらやっていきたい、というのが私の考えです。「こんなことをやってほしい」とか、「こんなことを勉強したい」とか…。気づいたことがあれば、言っていただければ、それに沿ったようなこと、近いことをやっていきたい、と考えていますので、ぜひ、ご意見をよろしくお願いします。

 内容としては、今年も、これまでに準じてやるつもりです。主要14品目を軸にして、その食べくらべ、氏・素性を勉強していきます。また、調理や産地のことも勉強して、広い知識を得ていただき、野菜の権威の方にも講演していただきます。

 八百屋塾では、それを、自分たちの仕入れであるとか、商売にフィードバックできるようなカタチにすることを趣旨としています。ぜひ、1年間かけて、少しずつで結構ですので、カラダの中、アタマの中にたたき込んで、ご自分の商売に役立ててください。

 初めての方は特に、わからないのが当たり前なんです。だから、勉強する。わかっている人は、別にここに来る必要はない、と思っています。わからないからここにいて、みなさん勉強しようと思っている。その気持ちがあるだけでも、ふつうの方、ふつうの八百屋さんよりも一歩進んだ状態です。それをもう一歩先に進めるように、勉強していただけたら、と思います。

 いたらないところはありますが、がんばってやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。ぜひ、3月の修了式に、今日と同じぐらいの人数がこの場に集まることを期待しています。

 

【八百屋塾2009 第1回】 理事長挨拶実行委員長挨拶講演「なぜ勉強が必要か」勉強品目「トマト」商品情報食べくらべ