自分が頭で描いている量が、毎年毎年減っていく。それに合わせて数を減らしても、残っていく…、という悪循環。そのうちゼロになってしまうのではないかと、すごく心配です。
八つ頭、サトイモ、レンコン…。いずれも、年々、消費が減っているのが実情だと思います。
レンコンについても、12月に、独特の風味や持ち味があることを勉強しました。料理の仕方などをお客さまに教えながら売っていかないといけないな…、と。去年の暮れは、本当にそれを実感しました。
さて、今回は、いつも果物についての講義をしてくださっている橋本さんがお休みなので、杉本さんに「いちご」のお話をうかがいます。よろしくお願いします。
数日前の朝日新聞に、日本橋のほうで、さまざまな店舗の若い人たちが、自分の店の前の小さなポットで伝統野菜を作っている、という記事がありました。
たとえば、蕎麦屋の旦那さんが「千住ねぎ」を作っていたりとか…。
日本橋の大きな通りの片隅で、ポツンポツンとポットで作り…。それを自分の店で使って、みなさんに知らしめている、という記事でした。それを読んで、日本もまだまだ捨てたものではないな…、と思いました。
今日は、その「千住ねぎ」も含め、ねぎをいろいろと取り揃えました。
これから、ねぎがすごくおいしい時期になります。ねぎは、焼いて食べてもおいしいですし、煮ても甘くなる。また、生でもおいしい。
万能野菜ですから、今日はしっかりと勉強して、実際に自分で食べて、お店で売ってください。どうぞよろしくお願いします。
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