日本の総人口は減りつつあります。2010年には1億を割るかもしれません。野菜の消費量も減っており、野菜事業にとっては厳しい時代です。海外進出に可能性を見出す方向もあるでしょうが、そうなると日本人向きの野菜の育種ができなくなる、という危惧がありますね。
私は社に入って34年になります。大学4年生のとき八百屋でアルバイトをしましたが、夏はスイカをトラック1台、野菜トラック1台。冬になると、白菜1台、みかん1台、野菜1台…と、よく売れました。
いまでは考えられないですね。たとえば、当時の白菜は2個だま、3個だまで売れました。いまは、8分の1にカットして売っています。
本日は、八百屋塾のみなさんをお迎えし私たちの成果をご覧いただいて、消費拡大につなげていただきたいと願っています。
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