■2013年6月16日
第3回 しょうが・ハウスミカン・サクランボ
 八百屋塾2013、第3回目のテーマは、「しょうが」「ハウスミカン」「サクランボ」でした。
しょうが
ハウスミカン
サクランボ
 
■2013年6月16日 第3回 〜 実行委員長 関澤健

 今日は、「しょうが」について勉強します。地味な商品ですが、必ず店にあり、私は前から一度取り上げたいと思っていました。高知県園芸連の所長に講演していただきます。疑問に思ったことは必ず質問し、解決して帰ってください。

実行委員長 関澤健
 
■2013年6月16日 第3回 〜 理事長 野本 要二

 もう1期、理事長を務めることが決まりました。また2年間、よろしくお願いします。

 今年の夏は当初から節水・節電の年だろうといわれていましが、ここにきて雨が降りました。野菜は雨が降らないと、いいものができません。雨が降るとモノが売れないという考えもありますが、あとになっていい野菜ができるのですから、「恵みの雨」と思いましょう。

理事長 野本 要二

 今日のテーマ野菜「しょうが」は、八百屋塾の創始者である江澤正平先生が、われわれ八百屋に大変厳しく言っていた商品です。

 みなさんは、今、どういうしょうがを食べていますか? 店で扱っている生のしょうがをすって食べていますか? それとも、チューブのしょうがを買っていますか? 八百屋でしたら、生のしょうがを自分でおろして食べましょう。

 特に、「三州しょうが」はおすすめです。香りも味も最高で、これを食べたら、ほかのしょうがは食べられません。冷奴にのせて食べると非常においしい。私は今でも何とか「三州しょうが」を探して食べています。みなさんが評価して、いい値をつければ、まだ続いていくでしょう。

 「バリューチェーン」という言葉があります。お客さまの言葉をわれわれ八百屋が卸に伝えて、それを産地に伝えてもらう。これからは、そうしてこちらの意向を反映したものを作ってもらう時代だと思います。みなさんからの要望にそって、農家は作れるわけです。それが市場に出てきたら、八百屋は評価をしてあげなければいけません。

 先日、全国の農業中央会と石破幹事長が話し合いをしました。そのとき、石破幹事長が、「農産物をきちんと評価するシステムを作らなければいけない」と、言っていました。野菜も米も、おいしいと思ったらきちんと評価をして、育ててあげなければいけません。そういう考えで、今年1年、みなさんと一緒に勉強していきたいと思います。

 
 

2013年度 第4回八百屋塾
2013年7月21
日(日) 9:00〜12:00


講演:「かぼちゃ」について
講師:カネコ種苗 野口総一郎氏


テーマ野菜:かぼちゃ


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