勉強品目のテーマは、「匠が選ばない野菜」。春キャベツ、春大根、新にんじん、春白菜、新玉ねぎ、新タケノコなど、春が旬の野菜を勉強しつつ、入手可能な範囲で、トウ立ちしたものや育ちすぎた野菜を集め、その特徴などについて、「八百屋の匠」と呼ばれる杉本晃章さん(八百屋塾元実行委員長、杉本青果店店主)に解説していただきました。
おはようございます。ようこそ、八百屋塾へ。これから1年間、12回の勉強会を行います。第3日曜日が主になりますが、ときどき第2日曜になることもあるので、Facebookなどで随時お知らせします。
八百屋塾は、東京都青果物商業協同組合の事業のひとつです。八百屋の資質を上げ、後継者を育てていくために始まったもので、野菜を食べくらべたり、野菜の氏・素性を学んだりしていきます。みなさんは野菜や果物が好きでここに来ていると思いますが、大好きになれば、もっと野菜のことが知りたくなり、勉強したいと思うようになるでしょう。この1年間、どうぞよろしくお願いします。
おはようございます。八百屋塾は、東京都青果物商業協同組合が中心となって運営しています。みなさんにいい八百屋さんになってもらうための勉強会として、2000年(平成12年)から始まり、今年で17年目になります。本日の開講式にこれほど多くの方にお集まりいただけたことを、大変嬉しく思っています。
熊本地震で被害に遭われた方には、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。東日本大震災のときには、被災した八百屋さんに義援金をお届けしました。今回の地震も、復興には相当時間がかかると思いますので、できる限りのご支援をしたいと思います。
私は、八百屋の経済的地位の向上も大切だと考えています。商売ですから、利益をあげなければいけません。そして、八百屋さんは、長い時間働きすぎていると思います。どうやってお金を儲けて、時間も作るか。そうしたことも検討しつつ、1年間八百屋塾で勉強してスキルアップし、利益の上がる八百屋さんになっていただきたい。仕事が楽しい、というだけでは、世間一般の基準からするとややずれているのではないでしょうか。この中からみなさんの見本になるような八百屋さんが1人でも2人でも出てほしいと思います。1年後、成功例を講演してくれる人が現れることを期待しています。いい八百屋さんを目指して、がんばってください。ありがとうございました。
2016年度 第2回八百屋塾 2016年5月15日(日)
講演:「じゃがいも」について 講師:財団法人いも類振興会 理事長 刈谷昭男氏
テーマ野菜:じゃがいも
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【八百屋塾2016 第1回】 挨拶|講演「なぜ野菜の勉強が必要か?」|勉強品目|食べくらべ|Mr.八百屋のここだけの噺