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■2015年2月15日 第11回 ほうれん草・メロン 〜 食べくらべ
◇ほうれん草などの食べくらべ
ほうれん草は、神奈川の露地、群馬の露地、群馬のハウス、群馬のちぢみの4種類をゆでたものをブラインドで食べくらべた。
料理は、ほうれん草のスープ、「スイスチャード」を使ったサラダ、「アー菜」のからしマヨネーズ和え、「かき菜」の煮浸しなど。メロンも試食した。また、先月の八百屋塾に登場した柑橘「晩白柚」の砂糖がけなども試食。
ほうれん草4種の食べくらべ
ほうれん草4種の食べくらべ・ゆで
ほうれん草のスープ
スイスチャードのサラダ
アー菜のからしマヨネーズ和え
かき菜の煮びたし
熊本のアールスメロン
千葉のマスクメロン
晩白柚の砂糖がけ
◇調理について
ほうれん草のお浸しは、シンプルな料理ですが、きちんと作ると、できあがりがまったく違いますので、ぜひ作り方を覚えてください。まず、ほうれん草が新鮮であること。次に、よく洗って土を落とすこと。たっぷりのお湯に軸から入れ、10秒くらいしたら倒して葉も入れます。沸騰したら上下を返し、軸を触ってみて、水にとります。アクがあるので、必ず水にとってください。そのままだと水っぽくなるので、粗熱がとれたら、そっと絞ります。大さじ1杯半のしょうゆに3倍のだし汁か水を加えた「割りじょうゆ」の一部をほうれん草にかけておきます。食べる直前に割りじょうゆの1/3量をかけて軽く絞り、器に合わせた大きさに切ります。葉と軸を半分に分けて交互にすると、バランスがよくなります。残りの割りじょうゆをかけ、おかか、ごま、からしじょうゆなど、好みでめしあがっていただくと、ただしょうゆをかけただけとはまったく違う仕上がりになります。
古川恭子氏
晩白柚の砂糖がけは、白いワタ状のアルベドの部分を使いました。やわらかくゆでて、水にさらし、軽く絞ります。ゆでる前の150%の重量の砂糖、ひたひたの水を加え、ホーローの鍋で煮て、網に広げて乾かします。1週間ほど経ったら、グラニュー糖をまぶしてできあがりです。
◇食べくらべ、試食の感想など
ほうれん草の食べくらべ、うちの班の意見は、水色が神奈川の露地、緑は群馬のちぢみ、ピンクは群馬の露地、黄色は群馬のハウスでした。緑は甘みが強くて、しゃくが短く、歯ごたえがほかのほうれん草とは違ったので、ちぢみだと思いました。青は、甘みがほかのものとはやや違っていて、アクがあまりなく、後味がよかったので、東洋種ではないかと思い、ピンクと黄色では、黄色のほうが味が薄かったので、ハウスではないか、と思いました。1年間、ほうれん草を食べくらべて、冬のほうれん草のほうが甘みがあり食味がよかったです。
水色が神奈川の露地、緑が群馬のちぢみ、ピンクが群馬のハウス、黄色が群馬の露地という意見になりました。緑は見た目からちぢみだろう、と思いました。水色は他とは味が違っていて、ピンクは特徴がないのでハウスではないか、と思いました。個人的には、ちぢみはあまり好みではありませんでした。アクがあるほうれん草も、嫌いではありません。
うちの班は、水色が神奈川の露地、緑が群馬のちぢみ、ピンクが群馬の露地、黄色が群馬のハウスという意見でした。ちぢみほうれん草は見た目と味で間違いないと思い、ピンクは味が薄くてインパクトがなかった。全体的に、食べやすかったと思います。
水色が神奈川の露地、緑が群馬のちぢみ、ピンクが群馬の露地、黄色が群馬のハウスだと思います。群馬と神奈川の露地は、どちらもそれほどアクはなく迷いましたが、葉を広げると水色のほうは剣先だったので、神奈川だと思いました。また、普通は露地物のほうが根が太いので、根が細い黄色はハウスではないでしょうか。水色の東洋種のほうれん草は、根がとても甘くておいしかったです。
水色は神奈川の露地、緑が群馬のちぢみ、ピンクは群馬のハウス、黄色は群馬の露地という意見になりました。ピンクは形が比較的きれいにできているのと、アクが少ないので、ハウスではないかと思いました。ちぢみは茎が短いので形でわかりましたし、根まで甘かったです。黄色は、神奈川の露地と迷ったのですが、結構アクを感じました。先ほどの先生の話で、アクは硝酸態窒素で、曇りのあとなどに多い、ということだったので、天候的に山のほうが曇天が多いだろう、と思い、黄色が群馬の露地だと思います。
水色は神奈川の露地、緑は群馬のちぢみ、ピンクは群馬の露地、黄色は群馬のハウス。緑は明らかに形も味も違っていたので、全員一致でちぢみではないか、という意見でした。黄色は茎が細かったので、ハウスではないか、という意見がありました。ピンクは普段食べている群馬のほうれん草に近い気がしました。個人的に好みなのは、普段食べ慣れているピンクでした。ちぢみもおいしかったのですが、食べ慣れていないせいか、自分には甘すぎました。水色は、先端部分に渋みを感じて、根はすごく甘いという不思議な味でした。
ブラインドによるほうれん草4種の食べくらべの正解は、水色が神奈川の露地、緑が群馬のちぢみ、ピンクが群馬のハウス、黄色が群馬の露地でした。
「ちぢみほうれん草」を初めて食べましたが、すごく甘くて驚きました。「蕾菜」も初めて食べて、おいしいと思いました。久しぶりの参加でしたが、また参加したいです。
野本理事長の紹介で参加しました。素人なので、プロのみなさんに混じり、緊張しましたが、講師の先生のお話を伺って、ほうれん草に旬があることがよく分かりました。旬の時においしいものを安く食べるのがいいなど、大変勉強になりました。
大学が栄養学科に決まったので、栄養学を学ぶために参加しました。栄養価があっておいしいものを食べるのはとても幸せなことだと思います。今日は、とても勉強になりました。ありがとうございました。
30年以上八百屋をしていますが、おさめに特化しているので、知識に偏りが出てしまうこともある、と感じています。今日はいい勉強になりました。
◇1年間を通してのほうれん草の食べくらべ まとめ
今期の八百屋塾では、1年間を通してほうれん草を食べくらべ、季節や産地による味の違い等を学びました。その「まとめ」をご覧いただけます(PDF形式)。
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