■2014年5月18日 第2回 豆類・小玉すいか 〜 食べくらべ
◇ほうれん草の食べくらべ
  • 1年間通してのほうれん草の食べくらべ。この日は、北海道旭川のほうれん草でした。
ほうれん草(北海道・旭川)
ゆでたほうれん草
◇豆類の食べくらべ
  • いんげんは、鹿児島県の「キセラ」、千葉県の「ケンタッキー」、千葉県の「サーベル」、長崎県の「サーベル」を食べくらべ。

  • 大阪府の「うすいえんどう」と、鹿児島県の「グリーンピース」も食べくらべました。
鹿児島県の「キセラ」と
千葉県の「ケンタッキー」
千葉県と長崎県の
「サーベル」
うすいえんどうと
グリーンピース
◇その他の試食
  • 料理は、豆ごはん、いんげんのしょうがじょうゆ和え、ジャンボいんげんの天ぷらを試食。神奈川県にある城島農園のきゅうりやマメ科のアピオスも試食しました。
写真左から、豆ごはん、
いんげんのしょうがじょうゆ和え、
ジャンボいんげんの天ぷら
城島農園のきゅうりは塩もみと生で
アピオス
◇調理について
  • 男性陣は豆ごはんが苦手な方が多いようですが、季節を感じることができるので、なくさないでほしい料理です。調理方法は大きく分けて2つあります。今日は、豆ごとおかまに入れて一緒に炊きました。全体に豆の香りがつきますが、豆の色は悪くなります。料理屋さんでは、別に豆を炊いて、その汁でごはんを炊き、炊き上がってからきれいな青い豆を混ぜたりしますが、家庭では一緒に炊けばいいのではないでしょうか。塩は1カップに2〜2.5グラム、酒を加え、普通の水加減で炊きました。
古川恭子氏
  • いんげんは、最近は、ごま和えやおかか和えが多いようですが、昔はよく、しょうがじょうゆで和えて食べました。こういう食べ方を、「懐かしい」と言われる方もいらっしゃいます。いんげんは、筋ではないところを縦に半分に切ってからゆでてあります。一手間ですが、切ることによってしょうががからみ、味のなじみがよくなります。

  • ジャンボいんげんは天ぷらにしました。いんげんは油で揚げると甘みが出るので、ゆでたものと比べると、よりいっそうおいしく食べられるのではないかと思います。ジャンボいんげんはアクが少ないので、ゆでずに生のままフライパンに入れて、オリーブオイルなどで焼いてもおいしく食べられます。

  • グリーンピースは、ゆでた後、すぐに冷たい水につけるとシワがより、色も飛んでしまいます。ゆであがったら、まず、ぬるま湯に入れて、少しずつ水を足しながら、5〜10分くらいかけて常温の水になるように時間をかけてあげるときれいにゆでることができます。
◇食べくらべ、試食の感想など
  • 九州出身ですが、キュッキュッという歯ごたえの豆も、かたい豆もやわらかい豆も好きです。ほうれん草は、見た目はすごく立派ですが、冬場のものと比べると味が足りないので、味つけをしっかりする料理などに使うにはいいと思いました。

  • 八百屋さんの配達をしています。どれもおいしかった。料理をして食べるとまた違うと思いました。

  • 野菜ジャーナリストとして、プロの方向けに記事を書いたり、生活者向けに、楽しくおいしい情報を発信したりしています。畑に行くのが好きで、農家さんから教わることが多かったのですが、一般の方向けにはお店で買えるものの情報を伝えないと意味がないので、八百屋さんがどういう目線で野菜を見ているのか、どういう野菜を扱っているのかが知りたくて、八百屋塾に参加しました。いんげんの食べくらべは、個体差があったのか、人それぞれ好みが違うのか、意見がバラバラで、それが面白かったです。私はキュッキュッという歯ごたえがあるいんげんが苦手でしたが、同じいんげんでもそれを感じなかった、という方もいました。ほうれん草はシュウ酸を強く感じるというか、甘みのある冬場のほうれん草とはちょっと違うと思いました。

  • 杉並で八百屋をしています。いつも自分が食べたいものを仕入れて販売するように心がけています。

  • 食べくらべをしてみて、味覚には個人差があると思ったのと、店頭で販売するときは、私はこう感じたからこういう食べ方がおすすめです、と言えるようになりたいと思いました。「サーベル」は、青臭さを感じました。また、千葉県のものはやわらかかったのですが、長崎県のものは筋を感じたので、切り方を変えたりとか、そういうおすすめの仕方ができるといいと思いました。ほうれん草は、苦味やアクが後に残るのを感じましたが、いまの季節だったらこれがおいしいというのを知ることができて勉強になりました。

  • 私はうすいえんどうが好きなので、グリーンピースと食べくらべて、比較すると大差がある、と思いました。生で食べるとよくわかると思いますが、うすいえんどうは香りが強い。えぐみが香りに変わるんだと思います。

  • いんげんは何もつけずに生で食べたので、それぞれ自然の風味や食感があり、おいしかったです。ほうれん草は、前回のものよりはおいしかった。

  • ほうれん草を通年食べくらべるというのが面白いと思いました。今日のほうれん草は、アクが強いような印象がありました。いんげんは、いまが旬の千葉県のものがいちばんおいしかったです。長崎県は終わりかけだからか、かたさが気になりましたが、こうしたことも実際に食べくらべないとわからないので、勉強になりました。

  • 豆ごはんはにおいが苦手で好んでは作りません。

  • 豆ごはんは、実家でよく母が作ってくれた料理ですが、豆のホクホクした食感がごはんと合わない気がして、私はあまり好きではありませんでした。いんげんは、緑色が薄いものより、濃いもののほうが見た目がきれいですが、生で食べてみると、色が薄いもののほうがおいしかった。濃いものは苦味が感じられました。

  • いんげんのしょうがじょうゆ和えがおいしかった。
 
 
 

【八百屋塾2014 第2回】 挨拶|講演「豆のはなし」|勉強品目「豆類」「小玉すいか」|商品説明食べくらべ