このところ、世の中の野菜の流通が変化しています。先日、勉強会があり、成田食品に見学に行きました。もやしの生産は昔から行っているわけですが、カット野菜の工場もあり、もやしとにんじんなどの野菜をミックスしたものを作っていました。雪国まいたけでもそういうことをしているそうです。
すぐに料理ができて食べられるものが求められています。一方、市場は旧態依然として、キャベツならキャベツを原体のままで売っています。これから先を見通した場合、どうなるのか、という意見も出ています。
市場を通らなければ、われわれ八百屋は品物を買えません。卸、仲卸、小売がどういう役割を持ちながらやっていくのか、市場を維持するためには、しっかりと考えないと、世の中の流れについていけなくなる恐れがあります。
そうした中で、八百屋として、自分の店はどうするか。やり方次第でまだまだ生きていく道はあるはずです。若い方は特に未来がありますから、今日一日、有意義な勉強をして、自分なりの目標を立てて、そこへどう向かっていくかを考えていただきたいと思います。体に気をつけて、元気で頑張ってください。
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