Q:「ジネンジョ」の雄と雌の違いを教えてください。
A:イモの状態で見てもわかりません。育てている過程で、花を見ればわかります。食べくらべで判断するのも難しいと思います。
Q:お客さまに、「むかごって何?」とよく聞かれるのですが、どう答えればいいのでしょうか?
A:ツルについているイモで、形態としては茎です。実やタネではありません。例えば、葉っぱの元についたイモの赤ちゃん、などと説明してはいかがでしょうか。むかごも埋めればタネイモになります。
Q:「ヤマトイモ」にも形がいろいろあるのはどうしてですか?
A:作り方や系統もありますが、棒状になりやすいものと、手のひら型になりやすいものがあり、使い分けて作っています。また、育ちがよくなると下が広がりやすい、という特徴もあります。
Q:「石川早生」は、早く作るための品種なのですか?
A:早生というだけあって早く収穫でき、植えてから4ヶ月くらいで収穫可能な品種です。晩生の品種では5〜6ヶ月かかるものもあります。
Q:イモにF1はあるのですか?
A:タネは普通はとれないのでF1はできません。
Q:ヤマイモを触って手がかゆくなるのは仕方がないこと?
A:シュウ酸カルシウムという小さい針状に結晶化したものが入っているので、かゆくなります。手袋をしたり、酸で溶けるので、酢に浸けておけば大丈夫です。かゆくならないものを作れるといいのですが、作物的には外敵から身を守るためという目的があるので、この成分を除くと害虫などに弱くなるかもしれません。
Q:褐変しないようにするには酢水に浸けるといいのでしょうか?
A:はい、酢水に浸けると酸化しないので、変色を防ぐことができますし、ちょっとした褐変なら元に戻る、と聞きました。
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