毎年1回、6月に全国大会を開催しており、今年は6月21日に仙台で行われます。3年前の3月11日、東日本大震災が起き、われわれは、地震の直後から義援金を集め、被災地に現金を届けました。それを非常に感謝していただきまして、今年の全国大会は仙台でやることになりました。6月22日には、青年会が被災地等の復興状態を視察する予定です。
私は大震災の前日、3月10日の理事会で理事長に任命されましたので、震災とともに生まれた理事長ともいえます。ですから、私の任期中は東日本大震災を忘れることはできません。市場まつりも、福島の復興支援をうたっていますし、今後も支援し続けたいと思っています。
いま、八百屋にとっては大変な時代です。規制緩和により、どこでも野菜を売るようになりました。また、アベノミクスといいますが、零細小売商が景気のよさを実感するまでには至っていません。早く景気が回復し、多少高くてもおいしい野菜を食べたい、と消費者のみなさんが思ってくれるご時世になってくれないと困ります。
八百屋塾には、八百屋さんはもちろん、組合員以外の方も勉強に来ていただいています。八百屋さん同士、さまざまな話ができるのはこういう機会しかありませんし、ここでいろいろな方と出会うことによって、幅広い見識を持った八百屋さんになってほしいと考えています。
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