■2013年1月20日 第10回 〜 食べくらべ
◇葉物などの食べくらべ
  • ほうれん草は、おひたしにしたものをブラインドで食べくらべた。

  • 右の写真のうち、皿に2種類のっているのは、露地とハウスのほうれん草の食べくらべ。3種類のっているのは、霜多さんのほうれん草、山形の赤根ほうれん草、縮みほうれん草の食べくらべ。

  • 料理は、蕎麦粉を使用したクレープ巻き、ほうれん草のポタージュなどを試食。

  • 霜多さんにお持ちいただいた白菜漬けやピクルスも試食した。

  • 食べくらべ後は、料理等の感想のほか、塾生の「夢」について語ってもらった。
ほうれん草の食べくらべ
クレープ巻き
ほうれん草のポタージュ
白菜漬け(シモタファーム)
ピクルス(シモタファーム)
[調理の先生より]
  • 寒いので、ほうれん草のポタージュスープを作りました。生クリームは少ししか入っていません。多めに入れるともっとおいしいかもしれません。

  • 年越し蕎麦の蕎麦粉が残っていたので、小麦粉の代わりに使い、クレープを焼きました。

上原悠子先生
[感想]
  • ほうれん草は、露地とハウスの差があまりなかったので驚きました。霜多さんのほうれん草がとても甘かった。うちの店では赤根ほうれん草を扱っており、それも甘いのですが、それ以上に甘くて、ものによって味に違いが出ることがはっきり分かりました。料理は、テーマが葉物だったのでわりとさっぱりしていました。小松菜の煮びたしは、懐かしいような感じがして、とてもおいしかったです。

  • いろいろ食べているうちに、違いはわかるのですが、どれがどれだかわからなくなってしまいました。ただ、種類や育て方で味が違う、ということはわかりました。

  • どれも素材の味を生かした料理だと感じました。
 
[今年の夢]
  • ここで勉強したことを少しでもお客さんに伝えられたらいいと思います。

  • 味と栄養が必ず比例するのかがわからないので、今年は両方を勉強したいと思いました。

  • 私は八百屋塾にかかわってかれこれ10年になりますが、どうしたらもっと八百屋塾が発展していくか、この不景気の中、どうやって八百屋が力を得るかを考えています。みなさんがここに来てよかった、と思える場にすることが夢です。また、「野菜の学校」も3年間やっているのですが、なかなか伝統野菜が広まりません。今年はネット販売の計画を立てています。それがうまく広がっていけばいい、と思っています。

  • 消費者教育がうまくできるシステムを作りたい。マスコミに流されて、安いものばかり買う傾向がありますが、経済も発展し、みんなが幸せになるためには今後どのような消費をしていくべきか、そんな大きな夢があります。

  • 仕事も大事ですが、まだ独身なので結婚するのが夢です。

  • 生産者の立場で八百屋塾に参加しているので、みなさん方と1件でも多く取り引きができることが夢です。

 
 

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