■2012年4月15日
第1回 開講式/春野菜

 八百屋塾2012の第1回目、開講式は、元実行委員長の杉本晃章氏による講演「八百屋はなぜ勉強が必要か」のほか、各実行委員や塾生全員のスピーチを行いました。

 テーマ野菜(勉強品目)は、新たまねぎ、新じゃが、新にんじん、新しょうがなどの「春野菜」でした。

春野菜各種
 
■2012年4月15日 第1回 開講式 〜 実行委員長 関澤健

 本日は今年度の八百屋塾の開講式です。なぜ今、このような勉強会が必要なのか、一人一人が考えながら、この業界をよくしていけるように、一緒に勉強していきたいと思っています。

 野菜は食べなければわかりません。八百屋塾で、ぜひ、いろいろなものを食べてください。産地の方には、新しい商品を開発していただき、どんどん野菜の需要を増やしていただきたい。

 今日の講演は、元実行委員長の杉本さんに、「八百屋はなぜ勉強が必要か」というタイトルでお話いただきます。ここで聞いた話を、自分の市場や会社で、ほかの方々にも伝えていただければ幸いです。

実行委員長 関澤健
 
■2012年4月15日 第1回 開講式 〜 理事長 野本 要二

 今日は平成24年度の開講式ということで、期待をして来ましたが、まだ空席が目立つようで、がっかりしています。われわれの業界が厳しい状況にある中、このような状態でいいのか、非常に残念でなりません。まずは、きちんと集まることから始めないと、何をやってもダメなのではないかと思いますので、みなさんには、ぜひご協力お願いします。

 関澤委員長以下、実行委員のみなさんには、また1年間頑張ってもらうわけです。また、講師の先生方や、東京青果の野原さんなどにもお世話になりながら、こういう会を催すのですから、青果商として、自覚を持って臨んでいただきたい。

理事長 野本 要二

 去年の東日本大震災以後、4月からまた基準が厳しくなり、500ベクレルが100ベクレルになりました。そのため、一部地域のタケノコが出荷調整となるなど、これから、まだ厳しい状況は続くと思われます。そういう中で、勉強していかなければ、後れを取ってしまう。ぜひ、八百屋さんの奮起をお願いします。

 委員会からの報告によると、今年から、後半は1時間くらい各部門別の討論会をやる、と聞きました。結果はどうなったんだ、ということまで追究していかないと、このような勉強会をやる意味がありません。みなさんからの貴重なご意見をいただけることを期待しています。

 
■2012年4月15日 第1回 開講式 〜 副理事長 近藤栄一郎

 私からは、東京都青果物商業協同組合という組織について、簡単に説明します。

 今年度で12年目となる八百屋塾は、本部主催で毎年行っています。本部の下、各市場には支所があり、みなさんには、各支所からのご案内で、八百屋塾にご参加いただいている形になっています。

 本部と支所の関係はいろいろありますが、この八百屋塾もひとつ、各市場で行っている市場まつりもそのひとつです。そのほかにも、イベントなど、さまざまなご案内を、本部から支所を通じて、みなさまに差し上げています。

副理事長 近藤栄一郎

 理事長の話にもありましたように、いいことも悪いことも、習慣です。いい習慣をつけて仕事に励むと、自分の気持ち的にも打ち込めるようになりますので、今年1年間、ぜひ、八百屋塾に参加意識を持って、勉強に励まれることを期待しています。

 
 

【八百屋塾2012 第1回】 挨拶|講演「八百屋はなぜ勉強が必要か」|実行委員より塾生より|勉強品目「春野菜各種」|食べくらべ