■2013年1月20日 第10回 〜 勉強品目「葉物」 東京青果(株)個性園芸事業部 副部長 野原秀司氏
◇勉強品目「葉物」
  • 今日お持ちしたのは、軸がしっかりした露地のほうれん草、見た目がきれいに揃いやわらかなハウスのほうれん草、糖度10度以上のちぢみほうれん草、茨城の赤軸ほうれん草、同じ産地の小松菜、江戸川のハウスの小松菜、葉肉が厚くて味が濃い露地の小松菜などです。その他、一部の野菜は高橋さんにお持ちいただきました。
東京青果(株) 個性園芸事業部
副部長 野原秀司氏
◇葉物の入荷量 ※2011年4月〜2012年3月、東京青果への入荷量
【ほうれん草】 【小松菜】
 (全体) 
3,313 トン 
 1位:群馬県 
1,227 トン 
 2位:茨城県
467 トン 
 3位:岩手県
369 トン 
 4位:岐阜県
339 トン 
 5位:埼玉県
  337 トン 
 (全体) 
3,134 トン 
 1位:埼玉県 
1,111 トン 
 2位:茨城県
935 トン 
 3位:群馬県
  427 トン 
 4位:東京都
   363 トン 
 5位:千葉県
  148 トン 
◇葉物の写真
サラダほうれん草
赤根ほうれん草(山形)
ほうれん草(シモタファーム)
ベビーリーフ(シモタファーム)
ほうれん草(群馬)
ちぢみほうれん草(栃木)
しんとり菜
山東菜
小松菜(東京・葛飾)
後関晩生(東京・葛飾)
雪菜(山形)
ゆきな(宮城)
亀戸大根
紅くるり大根
   
[高橋芳江さんより]
  • 「後関晩生(ごせきばんせい)」は、江戸伝統野菜の小松菜です。栽培時に広がってしまうので株間がとられるのと、収穫が難しいので、作る方が減っています。江戸伝統野菜はほかに「亀戸大根」と「しんとり菜」も持ってきました。「しんとり菜」は奥戸の農家さんが作っているものです。小松菜との違いを食べくらべてみてください。いずれも市場流通はしていないので、興味があれば農家さんをご紹介します。
高橋芳江氏

 

 

 

 

 

 

 

 
 

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