■2020年2月16日 第11回 モヤシ・キンカン 〜 商品説明 キンカン「こん太」「コンターレ」について JAしみず理事 望月稔之氏
  • 清水生まれの「こん太」、「コンターレ」というキンカンをご紹介します。

  • 「こん太」は、近藤恭史さんという方が、平成8〜9(1996〜7)年頃、試験場の先生と相談し、ハウスで作る柑橘で将来性があるのはキンカンだろうということになり、在来のニンポウキンカン(ネイハキンカン)を、ハウスに400本植えました。4年後に出た枝変わりが「こん太」の始まりです。種苗登録して、今に至っています。
JAしみず理事 望月稔之氏
  • 「こん太」は平均糖度20度以上、酸が十分に抜けるのが特徴です。われわれは「こん太」を清水の顔にしたい、という思いでPRしています。

  • この時期、昔からキンカンを甘露煮にして、薬用として風邪のときに食べる風習があります。従来のキンカンはすっぱくて苦いので、甘露煮でないと食べられませんが、「こん太」は苦みや酸味がなく、タネ以外はすべて食べられますので、薬用ではなく果物として食べていただきたい、と思っています。

  • 2Lまでが「こん太」、3 Lと 4 Lが「コンターレ」という名前です。昨年は13トンでしたが、今年は会員も増え17トンを計画しています。温州ミカンのβ-クリプトキサンチンのように、今後は「こん太」を機能性食品として届け出ることも検討しています。

  • JAしみずのアンテナショップ「きらり」を窓口として、「こん太」をはじめ清水の特産品を販売しています。この時期は、はるみもあります。

  • のちほど、キンカンを食べくらべていただき、ご意見・ご感想がありましたら、お聞かせください。
◇「キンカン」の写真
こん太
(静岡)
たまたま
(宮崎)
春姫
(鹿児島)
夢小町
(熊本)
 

【八百屋塾2019 第11回】 挨拶講演「モヤシ」について講演「スプラウト」について勉強品目「モヤシ」商品説明「キンカン」食べくらべ